専有面積は2~3人分です。
「最近、キャリーバッグによる接触事故が発生しております……」
電車の駅なんかで、近頃よく耳にするアナウンス。あのバッグの扱いには本当に気を付けて欲しいです。
僕は以前、キャリーバッグ(車輪付きのかばん)の車輪で足をひかれたことがあります。
ゴトって僕の足の上を通っていったキャリーバッグの持ち主は、一瞬振り返って何に乗り上げたのかを気にしてましたが、床に何もないことを確認しただけでそのまま行ってしまいました。
キャリーバッグを他人にぶつけたりしないそもそもの気づかいがない人と、まともに話をしたくなかったので、僕も何も言いませんでしたが。
キャリーバッグを自分の背後に引き連れるように牽いている人が多いですが、キャリーバッグがある分、人混みのなかで自分が占めている面積がどれくらいかを失念しないで欲しいです。
自動車で角を曲がるとき、内輪差に気を付けるのと同じようなものだと思うんです。
運転者が思っている以上に、後輪はカーブの内側に入ってきます。そのことを念頭に運転しないと、後輪に人を巻き込んでしまいます。
僕に言わせれば、人混みのなかでキャリーバッグを牽くとき、牛や馬を連れて歩くように背後にして引っ張るのはマナー違反だと思います。
牽いている人は普通に歩いていて、周りの人が気にして避けているなんて、迷惑がまかり通っていておかしい気がするから。
人混みのなかでキャリーバッグを牽くときは、キャリーバッグの位置を自分の横に来るように調整して牽くものだと僕は思うのだけど。
そうすれば少なくとも、自分の目が届かない背後で他人にぶつけたりすることがなくなります。
高齢者や幼い子供だと、キャリーバッグに接触して転倒することだって考えられます。
年末年始、人出が増える時期です。駅や空港など人が多い場所では、キャリーバッグを牽く人はぜひ周囲に気を付けて欲しいものです。
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コメント
ミッ君様
突然のメールで失礼いたします。
朝日新聞出版発行「AERA」のライターをしている野村と申します。
じつは、いまAERAで「キャリーバッグとヒールの音は許させない」という記事を書いています。
通勤途中や人混みでキャリーバッグとトラブルに遭ったり、ヒールのカンカンという音に頭にきたという人の話です。
そこでそうした「被害者男性」を探していたところ、ミッ君さんの「2008.12.26」と「2010.01.22」のブログを拝見し、
ご連絡をさせていただく次第です。
とくに「2008.12.26」のブログは、キャリーバッグに引かれたときの様子を面白く書かれていて、
その話を記事でご紹介させていただけないかと存じています。
お願いできるようであれば、そのときの様子(場所や時間等)をもう少し詳しくお尋ねしたいとも考えています。
やりとりはメールで結構です。
ご本人を特定することはいたしません。匿名でご紹介させていただきたいと存じています。
私のアドレスを記させいただきますので、こちらまでご一報いただければ幸甚です。
「nomura2@e-mail.jp」
ご多忙のところ大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い致します。
朝日新聞出版
AERA ライター
野村 昌二
投稿: 野村 昌二 | 2010.02.13 08:50
野村様
うちのブログに関心をもって下さってありがとうございます。
お申し出の件ですが、お断りさせていただこうと思います。
僕は、キャリーバッグについて「許させない」というほどの感情はもっていないので、テーマに沿ったお話はできないと思います。
それに、キャリーバッグにひかれた話は書いてあることがほとんど全部です。付け足してもせいぜい、どこでだったかと午前中か午後かぐらいですから。
というわけでご期待に添えるとは思えませんのですみません。
投稿: ミッ君 | 2010.02.14 22:16
ご連絡ありがとうございます。
ブログを確認していなくて、ご連絡が遅れ、大変申し訳ありませんでした。
お断りの件、承知いたしました。
わざわざご連絡いただきありがとうございました。
御礼まで。
野村 昌二
投稿: 野村 昌二 | 2010.02.18 18:52