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奥湯河原・池峯『もみじの郷』

日曜日に妻とふたりで湯河原にある『もみじの郷』に行ってきました。

バスに乗って行ったのだけど、バスの運転手さんの説明がいま一つ不親切で少々迷いながらのスタート。

「もみじの郷はどこで降りればいいですか」と尋ねてみたら、「"入り口" で降りてください」とのこと。
「何入り口っていうとこですか」と続けて聞いたら、もう一度、「"入り口" っていうことろがありますから」って言うので、「何入り口とかじゃなくて、"入り口" っていう名前のバス停があるんですか」と聞いてみました。

そうしたら「そうです」っていうもんだから、単純に信じていたら、だんだんと終点の奥湯河原に近づいていくのにそんなバス停どこにもない。
で、終点の一つ手前で「奥湯河原入り口」っていうバス停があったから、もう待ってられないと思って、「もみじの郷へ行くにはここのバス停ですか」と聞いてみました。

すると「はい。そうです」って……だから何度も尋ねたんだからちゃんと教えてよ。
ところが、運転手さんが続けて言うには「お茶室へ行かれますか?」って。「お茶室へ行くなら、次の終点の"奥湯河原"です。入っていくところが違うので」とのこと。

お茶室があるのは知ってたし、500円だけどお茶室でお茶でも飲んでそれからもみじを見に行けばいいよねなんて思ってたので、次の "奥湯河原" まで乗っていきました。

さて、 "奥湯河原" バス停で降りてみると、さらにそこから徒歩で約10分行きます。バス停からの登り坂は湯河原町のwebページでは "ゆるやかな坂道" と書かれているのですが、運動不足の人や足腰の弱い人はちょっときついんじゃないかな。
少し膝にきてるぞと思いながら、案内の人が立っているところまでようやくたどり着きました。念のため「お茶室からもみじの郷へ抜けられますか」と聞いてみると、繋がっていないとのこと。

それにはかなりがっくりきてしまった。
じゃいいやとお茶室は止めて、登ってきた坂道を1つの前のバス停 "奥湯河原入口" まで歩いて下ることにしました。
"奥湯河原入口"バス停 と 終点の"奥湯河原" は、少ししか離れていません。歩いてもぜんぜん大丈夫です。

"奥湯河原入口" から少しだけ下ると、そこにある橋(池峯橋)のそばに白地に赤文字で「もみじの郷」と書いたのぼりがいくつか揺れています。そこが入り口だったかとようやく納得。

そこから山道を登って40分かかるとの記載がありましたが、それはもう覚悟の上できているのでいざ出発。登るのは大変だったけど、山の緑と太陽に照らされた山の斜面など綺麗な風景を楽しめてよかったです。

肝心のもみじは、まだ早かったかなという感じでした。
もみじの郷ができたのが平成17年で木も低くまばらで、規模としてはまだまだ小さいというのが正直な印象です。
(宝くじ助成金でつくったのだそうです。今回行かなかったお茶席からの景色はどうなんだろう?)

でも木は低くてもすでに染まっているもみじの赤はとても綺麗でした。それに、二人で山歩きをしたのは初めてだったので楽しい1日になりました。

『もみじの郷』詳細は、湯河原町温泉観光協会のWebページでどうぞ。

『紅葉の中のお茶席』は、奥湯河原行きバス終点「奥湯河原」下車。徒歩10分。
お茶席ともみじの郷はつながっていません。
お茶席専用の駐車場がありましたが、数台分ぐらいで大きくありません。車でいくなら、駐車場が空いているかどうかは賭けです。他には駐車場はありません。

『もみじの郷』へは、奥湯河原行きバス「奥湯河原入口」(終点の1つ前)下車。ちょっと戻った池峯橋を登る。
駐車場はありません。
もみじを見るにもお茶席も、自動車を止めるのはあきらめた方がいいと思います。道路の幅は狭いですし、バスも通ります。路上駐車したら、嬉しくない通報をされることになると思います。

湯河原町には、もう少していねいな案内図を用意して欲しいなぁとお願いしたいです。

追記:
昨年行った人の話をあとで聞いたのですが、奥湯河原のバス停とさらに上の湯河原パークウェイへの入り口との間の道沿いにあるもみじの方が、木も大きくて見事だと言うことでした。自動車で走りながら見たい人はこちらの方がいいかもしれませんね。

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混雑しているGSで、給油機の前にバックで入るのは止めて。

セルフのGSで、空いている給油機に対して自車の給油口が反対側に付いている場合、バックで入って給油口と給油機を合わせる人がいます。

GSが全体的に空いているなら、どちらの向きで止めてもいいと思う。
でも、給油の順番を待っている自動車が列になっているような混雑時に、空いているからといって他の給油機にバックで入っていくのはどうなんだろう。
セルフGSでのふるまいとしては、あれはマナー違反じゃないかって僕は思うのだけど。

僕の場合、自車の給油口の向きが合っている給油機のところにバックで止めている人がいたらそこには並びづらい。
だって、鼻先がこちらに向いて止まっている他人の自動車の前に止めたら、なんだかわざと出づらくしたみたいだし。

そうすると、列を作っているところに並んで止めるわけで、でもそれだと、なんで無関係の他人が出て行きやすいように、こちらが並んで順番を待たないといけないんだ? って気分になったりする。

いや、それは自分の気弱さか。
相手は下がって出ていけばいいだけだからその鼻先にどうどうと止めてもいいじゃないか。

でも、相手がもし変な人だとからまれそうだしな……いまどき刺されてもおかしくないし。

切符の券売機に並んでいて隣が空いたから移動するというのと同じ感覚なんだろうか。ちょいと違うと思うけどなぁ。次に来る人と対面する向きでは立たないし。

運転マナーとしてどうかはともかく、他人にいらぬ気遣いをさせない配慮という意味であの行為はしないほうがいいと思う。

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NHK 的な情報提供。『まちかど情報室』の場合

NHKニュース おはよう日本のコーナー『まちかど情報室』は、生活に役立つグッズやサービスの情報を教えてくれる番組。

なんとはなく見ているだけでも楽しいので、僕は出勤前はたいてい見ています。
コーナーの終わりには、「今日ご紹介した情報は NHK のファックスサービスやホームページでご覧になれます」というアナウンスが付くのだけれど、特定のものについてコマーシャルできない NHK が、企業が売り出しているグッズやサービスの紹介をどのように紹介しているのか。

ファックスサービスは知らないけれど、ホームページを見て、なるほどねと思いました。
紹介した製品やサービス名と、問い合わせ先の企業名、所在地や電話番号、 WEB ページの URL やメールアドレスなどをただ記載しているだけ。リンクははられていません。

URL やメールアドレスにリンクをはっていないというのがミソかな。
公共放送 として、ユーザー行動の遷移を特定の企業に向けて誘導はしていないということなんだろうな。

「自サイトから外部へのリンクははらない」というのは、NHKが Web ページで情報提供する際のぎりぎりの境界線だろうな。

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Hollywood will CHANGE, too.

日本時間の11月5日、米大統領選を圧勝した民主党候補バラク・オバマ上院議員は、米国史上で初の黒人大統領。

何につけ、今までなかった変化が目に見える世界で起こると、その影響がいろんなところに出ます。

たとえば、ここでも何度かふれましたが、携帯電話やインターネットの普及。
推理小説やドラマ、映画などでは、現代を舞台にするときに作中の人物同士の連絡の仕方を従来とは変えた書き方をしなければならなくなりました。あるいは、黒電話とは違う形の電話機が出てきたことで、漫画家は、電話機を描写するときに構図を以前より考えなければならなくなりました。

今の時代は、「だめだ! 電話が通じないぞ!」なんて表現だけで終わらせることはできない。携帯電話の電波が届かず、パソコンでメールを送ることもできないという設定を示しておかないと話しにならない。

オバマ米国大統領の誕生もそういう影響を生むだろうな。
これまでは、『24』みたいな架空の世界にしかいなかった黒人大統領が現実に誕生して、これからは登場する米国大統領が白人だと物語に違和感が生まれます。

というか、時代設定を限らないと白人大統領の登場はもうできないかも。
(それがいやだとかダメだとかいう意味じゃない)

物語の背景でしっかりと納得感を出さずに白人の米大統領を登場させたら、これからは笑われてしまいそう。
米国初の黒人大統領の時代を迎えて、ハリウッドはどんな映画を作るのか。

いやいやハリウッドだけの話しじゃないな。

どの国だって誰だって、小説でもアニメでも漫画でも、ドラマでも舞台劇でも映画でも、気楽に白人米大統領を出すわけにはもういかない。「なぜ白人大統領なのか」という設定をちゃんと作っておかないと視る人が違和感を感じる。

どういうジャンルでも、米国大統領を扱うときは、プロットや脚本のできがいまよりさらに重視されるんじゃないかなぁ。

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暖かいものは心を温かくする?

科学専門誌『サイエンス』の記事から。手で暖かさを感じていると、心が優しい反応をするようだという研究の話し。

原題は"Warm Hands, Warm Hearts"


Sara Coelho という人が、ScienceNOW Daily News として2008年10月23日付けで書いたもの。
記事が英語なんで正確に読み取れてるかは自信がないけど……

41人の学生には、それぞれ最初に暖かいコーヒーあるいは冷たいコーヒーが渡されます。
学生たちには、架空の人物 "A" 氏さんのプロフィールが渡され、それをもとに10個の性格的な評価を "A" 氏に対して行うように依頼されたそうです。

持っているコーヒーが実験に関係しているとは学生たちは知りません。

すると、冷たいコーヒーを持っている学生よりも、暖かいコーヒーをもっている学生の方が、"A" 氏に対して、「優しそう」とか「社交的だ」とかより肯定的な評価を下したのだそうです。

別の研究では、53人の被験者を対象に、何かの治療に使うパッドを暖かくしたものと冷たくしたのを持ってもらって、パッドの品質を評価してもらったそうです。
その評価を行ったあと、被験者たちには研究参加へのお礼として、"自分のためのもの" をもらうか、"友人にあげられるギフト券" をもらうかを選択できることが伝えられます。

暖かいパッドを持った人の54%が、友人にあげられるギフト券を選んだそうです。冷たい方を持った人たちでギフト券を選んだのは、25%だったとか。

たしかに「まぁちょっと落ち着いて話しをしよう」というときは、暖かい飲み物を用意したりするよな。
なんとはなく経験的に、暖かいものが心を穏やかにするのだと僕らは知っているのかも。

暖かいものが心を優しくするのは事実かな?

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君にはパートナーの支援がある。

短期のだけど妻が仕事を始めた。内容はお歳暮の注文注力。

いろいろと決まりがあって、単純な入力ではないらしい。初日に何かとミスをしたとヘコんでいた。

でもまぁ妻よ。仕事の初日なんてそんなもんだろう。
自分では納得いかないだろうけど。

高見を目指しつつ、それにとらわれないように着実に取り組んでいけばよいと思う。
結果を焦るとろくな事がない。階段は一歩ずつ上っていけば、必ず上に着くのだから。

自分でも言ってたようにリハビリだと思ってさ。
動かしてなかった筋肉は最初はうまく動かないんだから。

愛する人。
応援するよ。
このあいだも言ったけど、僕にできることがあれば何でも言ってくれ。

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