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マンション名の不思議な語感

オリックス不動産と三井不動産プレデンシャルが売り出していた『サンクタス宮崎台 キャリテ・ノワール』が販売中止になったとか。

この物件に限らずマンションの名称ってちょっと不思議な語感が多いように思ってます。

販売が中止になったからいいだろうと思って書きますが、『サンクタス宮崎台 キャリテ・ノワール』って……人に住所を告げないといけないときなんか、ちょっと困りそうな名称です。それが電話でだったりしたら、何度か聞き直しされそうです。

あるいは、仲良くなった外国の人に住所を教えるときとか。
日本語が通じる人ならまだいいだろうけど、たとえば英語以外理解できないなんて人だったりしたら、『サンクタス宮崎台 キャリテ・ノワール』って何て表現するんだ。

まぁ実際にそういうときは、マンション名までは言わないんだろうな。番地と部屋番号を伝えるだけで。

自分の子供の名前に海外でも違和感がない名前を付けようとするご両親がおられる昨今。
住まいの名称にだってそれくらいの気をつかってくれてもいいだろうにと思います。
(この話題、前にも書いたような気がする……)

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やっぱり、Novela が好き。

さっきココログ記事検索で『Versailles』(ヴェルサイユ)を調べると、296件。
バンド名変更のニュースについての話題が大半。

『Versailles』は日本のロックバンド。
米国でも活動しているが、米国ですでに同名のバンドが商標登録してあって、バンド名使用に対して警告が送られてきたという。
法定で争うというやり方もあったのだろうけど、音楽活動に支障をきたすのは本末転倒。そういう無駄考えると、さっさとバンド名を変更してすっきりとした状態で活動して欲しい。

新しいバンド名は『Versailles』の後ろにもう1つ単語を付けるのだそうで、その単語をオフィシャルサイトで公募している。

バンド名変更のニュースで初めて存在を知ってから音を聞いたけど、しっかりとした演奏を聴かせてくれる。
特にギターの音が格好いい。ドラムの音は少し軽いかな。でもそれは僕の好み。ライブを聴くと、ボーカルの音程がちょっと不安定という気もするけど、1曲しかライブ音源を聴いてないのでこれ以上は偉そうなことは言えない。

バンドとしては好きだ。新生『Versailles』が、これからどんな音を聴かせてくれるのか楽しみ。

彼らのようなルックスのバンドを見ると、僕はすぐに『MALICE MIZER』を思い出してしまう。
振り返って考えると MALICE MIZER はすごいバンドだったんだと思う。初めてみたときのインパクトもあったし、演奏力も高かった。曲もよかったし、Gackt の声も印象的だった。

ビジュアル系と呼ばれるバンドのボーカルは、低めのよく通る声で歌い出すことが多い気がする。それはGackt の影響が大きいと僕は想像している。

そして、MALICE MIZER を思うと、そこから僕の想いは『Novela』 (ノヴェラ)へとつながっていく。

まだビジュアル系なんて言葉がなかった時代。彼らはまさしく "それ" そのものだった。かつ演奏力もソングライティングの技量も高かったと僕は思う。
(売りやすい曲ではなかったと思うけど)

変拍子など高度な技術が必要な曲をライブでなんなく決めていった彼ら。

ビジュアル系バンドと決定的に違うのはボーカルの『アンジー』の声。
さっきもふれたように、ビジュアル系バンドのボーカルは、低めの音程で歌うことが多いけど、アンジーは歌い出しからもう尋常ではないハイトーン(高音)をみせる。それがサビにくればさらに音程があがっていくのだから驚く。

ああいうハイトーンは好き嫌いがはっきりわかれるだろうけど、僕の耳には心地よかった。

今の耳で聞いたら、『Novela』もたいしたことはないかもしれない。
でも、彼らのデビューは1980年代。ヴィジュアルと音楽を組み合わせたあの世界観を、20年前に構築していたところが凄いという気がするのだけど。

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子供でも大人でも変わらないもの。

直木賞作家の志茂田景樹さんは、最近では、絵本の読み聞かせに力を入れていて、『よい子に読み聞かせ隊』という活動で全国をまわっているそうです。

子供への読み聞かせに彼が目覚めたときのことは、こちらこちらのページで紹介されています。

興味深かったのは、『100%子供をダメにするお母さんのズバリこの一言』のページ。

書かれている一言には、相手が大人でも言わない方がよいと感じる内容があります。

卒業して入社するとき、「学生と社会人は違います」なんて話を聞きます。
学生のころに採っていた考えや行動のなかには、社会人としては通用しないものがあるという話ですが、それの逆とでも言えばいいのかなぁ……

子供でも大人になってからも変わらず心を傷つけ、やる気を無くさせる言葉があると僕は思います。

成長していく過程ではいろいろなことについて、精神的・肉体的耐久性を求められ、また幼いころに比べてそういう耐久性が高まってくることがありますが、それでも子供でも大人でも変わらずに辛く感じて進めなくなってしまうものがあるという気がするんです。

また、嬉しい、楽しい、やる気がわくということについても、子供も大人も変わらずそう感じることがあると思います。

子供でも大人でも変わらず、気をつけるもの。配慮するもの。そういうものを無くさず、忘れずに生きていけたら幸せだなと僕は思います。

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