よくわからなかった『交渉人』
米倉涼子さん主演の『交渉人』。昨日最終回を迎えました。
何か衝撃の事実が明らかになるみたいな書き方がされていたので見てたけど、あまり衝撃でもなかったなぁ。
結局、あらためて判明したのは、連続殺人犯として逮捕されていた真理谷が、仲間が犯した殺人を全部自分がやったことにしていたこと。米倉さん演じる主人公の父親は、警察が隠したがっていた真実をあばこうとしていたということぐらい。
警察官だった父親は殉職したとき、背後から撃たれていたという話しはどうなったんだ?
僕はてっきり警察内部の人間に撃たれたんだと思っていたよ。
宇佐木が、高林警視正の前で、「父は真理谷に撃たれのではない」と言い出したあと、桐沢が「待つんだ、今は耐えろ」と宇佐木に言ったのは、何って意味のない行為だったのね。
僕は、桐沢が今は全てを話せない何事かを調べていて、時がくるまで「待ってろ」って言ってるんだと思ってた。
雪山への山荘への突入後、真理谷と宇佐木が山荘から離れて姿が消えてしまうのがあまりに早すぎないか? あんな深い雪なのに。
雪に残った足跡を頼りに真理谷を追う宇佐木もけっこう苦労しながら進んでたのに。その宇佐木も、ずいぶんと真理谷から離されていたし。真理谷、雪中を早く逃げる準備でもしてたのか?
真理谷と宇佐木のあとを追っている木崎と桐沢。その先には、崖があるからって仲間から言われてあっさり断念するのはいかがなものか? 真理谷も宇佐木もその崖がある方向へ向かって移動してるのに。
それに、あれだけの警官がいればさ、普通は後を追うんじゃないのか、真理谷は逃亡犯になったんだからさ。
宇佐木が真理谷を連れて山荘のところまで戻ってくるまでに、誰も2人を追って捜索しなかったとしたら、設定としては無理があるぞ。火にあたって待っているような状況じゃないだろうに。
拳銃とライフルをもっていたのに、真理谷は簡単に手放しすぎじゃないか。
真理谷が、宇佐木を殺さなかった(殺せなかった?)心理状態もいまひとつよくわからなかったなぁ。
雪山から逃げることは無理だろうから逃亡をあきらめて投降したってことか?
いろんな演出が大げさな気がしたドラマでした。
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