KNOPPIXで認識されない内蔵ハードディスク
解決策の話しではありません。ごめんね。
WindowsXP Pro SP2 が走っているノートパソコンを使って、KNOPPIX(クノーピクス)をお遊びで起動させてみました。使ったのは、KNOPPIX日本語版5.1.1CDというバージョン。
■内蔵ハードディスクが認識しない。
結果は、僕の手元ではよくわからない現象が起きてます。
内蔵ハードディスクをKNOPPIXが認識するPCと、しないPCがありました。
まず最初にKNOPPIXを起動させたPCでは、内蔵ハードディスクの中身が見られない。
デスクトップには、 hd1 というハードディスクを意味するアイコンがあって、マウントさせて開いても「アイテムが見あたりません」と表示されるだけ。
USBで外付けハードディスクをつなげてみると、当たり前のようにマウントできて中身も見られるのに。
そこで、別のPC(こっちも、WindowsXP Pro SP2 )で試してみると、hd1というアイコンからは、WindowsではCドライブとして見えていた内蔵ハードディスクの中身がちゃんと見えました。
■違いは何か?
最初の内蔵ハードディスクの中が見られなかったPCは、最近、"NTLDR is missing" のエラー メッセージが表示されたので、Bcupdate.exe と Bcupdate2.exe を実行させてそのエラーを解消したマシン。
Bcupdate というツールは、NTFSブートセクターのブートコードをアップデートさせるツールなんだとか。
マイクロソフトのサポートオンラインによると、"NTLDR is missing" のエラーは、「MFT ルート フォルダが著しく断片化されている場合に発生することがあります」なんだそう。
「コンピュータの起動時に "NTLDR is missing" エラー メッセージが表示される 」
出典はこちら
KNOPPIXでちゃんと内蔵ハードディスクの中身を見られたPCは、"NTLDR is missing" のエラーも今まで出てないし、Bcupdate も実行していない。
違いはそれしか思い当たらない。
最初のPCで、なぜ "NTLDR is missing" が表示されたかというと、とあるファイル完全消去ツールを実行させたことがきっかけ。システムファイルやハーディスク自体の損傷ではない。
この完全消去ツールでは、Cドライブのフリースペースにあるデータ復帰をさせないための情報を書き込むのだけど、フリースペースが大量にあると書き込まれる量も膨大になり、Windowsではそういうセクタが起動ドライブに大量に存在すると "NTLDR is missing" のエラーが表示されてしまうのだとか。
これは、NTFSフォーマットシステムに起因する現象で、いわばWindowsの規格というか、仕様なんだそうな。
とかなんとか、ずっと以前にもその消去ツールを使ったときに開発販売元のサポートから教えてもらってたので、今回はあわてず騒がす、作ってあった起動ディスクでWindowsを起動させたり、Bcupdate を実行したりと迅速に処理できたけど。
2台のPCとも同じ機種だしね。どう思い起こしても違いはそれくらいしかない。
僕の他にも KNOPPIX から Windows のCドライブの中身が見られない現象に困っている人はいるかな? 解決策の話しではなくてごめんね。
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