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花を持って、町へ出よう

妻の誕生日が近かったので、仕事の帰りにちょっと早い誕生日プレゼントを買って帰りました。

「誕生日に何が欲しい?」と以前尋ねたら、「美味しいケーキ」と言っていたので、まずは『バスサーチ』のタルトを用意。
さらに、時間があったので妻と僕がお気に入りのベーカリーにもよって、最後に青山フラワーマーケットでブーケを調達。

時間は夜の7時半すぎ、ケーキとパンとブーケをもって混雑気味の駅構内を歩く僕が悪いのか、急ぎ足の人たちがぶつかりつつ歩き去っていきます。

それで気がついたのが、僕にぶつかっているのは全て男性。例外なく。
まぁ、男は男の身体があたっても平気だろうけど、女性は男性に当たりたくも当たられたくもないだろうからね。

それにしても、花をもって歩いている人にぶつからないようにしてあげようという気持ちの男はいないのか!?

たぶんだけど、僕が女性ならも気をつかってくれる人がもう少しいるような気がします。
ひょっとしたら、花をもって歩いているような男は、同じ男から嫌われるのかも……考え過ぎか?

そういえば、学生時代に仲良くてちょいと好きだった子の誕生日に花をあげようとしたら、男友達から「男のくせに花なんて持つな!」って言われたことがありました。

花を持っているのは気恥ずかしいというのはわかるけど、もらった人が喜んでくれるのを見られるという方が、想いとしてはもっと大きい。

世の男性諸君。もっと花を持って歩こう。

愛する人。
僕の顔にどんなにしわが増えても、僕は君に花を贈れる男でいたい。

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