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キキのお母さんに会ってきました。

と言っても、コキリさんではありません。原作者で物語作家である角野栄子さんの講演会に妻と行ってきました。

日本語版ウィキペデアでは、「絵本作家」という説明がついてますが、ご本人曰く「絵本作家とよく言われるのですが、私は絵を描いたことはない。絵本作家ではなく、物語作家」なんだそうです。

だから、僕は物語作家という表現を使ってみました。
(話は変わりますが、ご本人がそうおっしゃったので、ウィキペディアの記述を書き換えようかと思ったのですが、講演会での発言では、根拠として併記するのは弱いかなと思ってやめました。裏付けのとりようがないですしね)

角野さんは、とても愛らしい印象の方でした。
しかも、お美しい。彼女のような美しさを、うちからにじみ出るようなと表すのだと思います。

子供向けの物語をずっと創っておられるからでしょうか、彼女のお話を聞いていると、小さなお子さんが今日一日にあった出来事を話しているような一生懸命さを感じました。

また、「絵本が氾濫しすぎで、子供が文字を読むという行為から離れるようで心配」という指摘は、目を開かされる想いでした。
僕も、子供=絵本という発想に毒されていたかもしれません。

読むという行為を身につけるには、、今の時代は多少の努力が必要かもというお話もありました。
テレビやインターネット、漫画、絵本などなど、角野さんが子供のころと違って、そういうものが今はいっぱいあって、ぜんぶ子供の側にやってくるもの。そんななかで、自ら読むという行為をするには、最初は多少の努力が必要かも知れませんというお話。

彼女が勧めていたのは、いつも読んでいる側が聞く側にまわってみるのはどうだろうかということ。

時には、子供に本を読んでもらって、それを大人が聞かせてもらう。そして、また本を読んであげて、またまた子供に読んでもらう。
そういうやりとりをしていくことで、読むという行為を子供は続けられるようになるのではないかということでした。

講演の最後には、時間があったので角野さんとの質問タイムが設けられて、せっかくの機会なので1つ伺ってみました。

「親として子供に、オリジナルのお話を創ってきかせてやりたくなりました。そんなときに、心がけるべきことは何かありますか」と。
角野さんいわく、「おしつけないこと。子供に押しつけがましい内容の話はおもしろくありません。」とのこと。

天気のよい気持ちいい1日。
妻といっしょに、とてもよい時間を過ごすことができたと思っています。

愛する人。
僕らの子供ができたら、世界で1つだけ、うちだけにある物語を創ってきかせてやろうね。

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