ファンタスティック・フォー:銀河の危機、見ました。
最高とか、ぜひ見てねという感じではなかったけど、まま面白かったです。
スピード感あふれるアクションを期待していたのですが、ファンタスティックというには、ちょっと地味かなぁ。たとえるなら、スパイダーマンのような特撮を駆使した派手なアクションを期待して見に行ったのだけど。
でも、考えてみれば、頭脳明晰で伸縮できて、消えてバリアがはれて、頑丈で力持ちで、燃えて飛ぶという "だけ" と言えば、"だけ" の4人組。
俊敏性と機動性を備えた戦い方ができるのは、燃えながら飛び回れるジョニー1人なので、4人それぞれがど派手でスピーディーなアクションで画面を満たすのは、キャラクタ設定的に無理なんだろうなと思ったしだい。
それでも、くすっと笑わせてくれるハリウッド映画らしい楽屋オチなども交えて、ストーリーはわかりやすいし、ほっとさせる場面とかもほどよくあって、安心して見られる作品だと思います。
なんせもとは漫画だからね。
科学的にどうのこうのとか、言うのは野暮ってものだし。
■わかる人にだけわかる話
スタン・リーが本人役で出ていたのには笑ってしまった。数秒だけど、とてもわかりやすい登場の仕方だから、出てきたらすぐ見つかる。
ラストで、日本と中国の文化を激しく誤解しているけど、あれはわざとだろうと僕は思う。ファンタスティック・フォーたちがもっているイメージという想定なんだろうなと。
それにしても、この前も書いたけど、日本語公式サイトのプロダクションノートの誤字脱字はどうにかならんのか?
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