« 2007年2月 | トップページ | 2007年4月 »

天使を宿らす儀式

古い話ですが、昨年の日経産業新聞での『ニッポンの工場』という特集記事から。
(2006年8月7日付け)

取り上げられていたのは、音楽を志したことがある人なら、知らない人はいない『ヤイリギター』。
ヤイリのギターは、国内外の著名ミュージシャンたちが愛用しています。

ヤイリでは、ギター製作のほとんどの工程を『クラフトマン』と呼ばれる職人さんたちが、手作りで仕上げていくのだそうです。
そのギター作りは、まだ木材のころからすでに始まるのだとか。
仕入れてきた木材は最低でも5年、長い場合は20年の間、自然乾燥させるのだそうです。

乾燥させた木材の削りや塗装が終わったら、最後の工程。
シーニングと呼ばれるそれは、大音量で音楽が流れる部屋にギターを置いて、音楽の響きで振動させて音をギターに馴染ませる作業なのだそうです。

その期間は、10日間。
ヤイリの社長 矢入一男さんは、この作業を指して、「ギターに天使を宿らす」と述べています。

ギター作りにそんな工程があるなんて知りませんでした。
何にでも「寝かせる」という工程があるもんだなと感心したしだい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今年最初のうぐいす

今日、今年最初のうぐいすの鳴き声が、近所の山から届いてきました。
暖かい冬でしたが、春の訪れを感じられるのはやっぱり嬉しいです。

結婚して、もうすぐ1年。
長いような短いような1年でした。

ちょっと喧嘩をしたこともあった1年。でも、充実した幸せな1年。
来年のいまごろも、やっぱり同じことを書いていたいです。

愛する人。
これからも、助け合い支え合っていこう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

"読み逃げ" に不快になるのは思いこみすぎだと思う。

mixiで、あるページを訪問しても、コメントを付けたりメッセージを送ったりしないことを、"読み逃げ" っていって、失礼な行為だと指摘する人たちがいるのだそうな。

僕にいわせれば、なんともやっかいな考え方が生まれてきたものです。

「足あと」(アクセス履歴)が残るため、何というニックネームの人が、書き込みをしなかったかがわかるので、 "何にもしないで逃げてる" っていう印象をもつのかも。
特に、それがマイミクだったりすると、友達なのに何も言ってくれないという感情がわくのかなぁ。

もし、自分が誰かのページを読んだら、コメントやメッセージを残すように心がけているからといって、同じことを他人にも求めるのなら、それは、自己中心的というのだと思う。
自分と同じことを他人もして欲しい。するべきだ。それがマナーだなんて、そうするべきだと思ってる人たちにしか通用しないだろうに。

あるいは、知らない人が何度も足あとを付けていて、その人はコメントもメッセージも残していないと、「見知らぬ他人に覗かれている」という不安を感じる人もいるのでしょうね。
でも、そもそも知っていようが知って無かろうが、誰かがページを見たら履歴が残るという仕組みなんだから、それから不安を感じるのが間違えていると思う。

何にも知らない人に見られるのが嫌なら、公開をやめればよい。

マイミクからコメントやメッセージがなかったら、「嫌われているのか?」とか、「もうマイミクをやめたいのかな」とか感じる人もいるのだろうけど、それなんて、文字しか書いていないメールを読んだだけで、相手の真意を理解したと思ってしまうのと同じようなものに思えます。

実際に本人と会って話してみないと、考えていることなんてよくわからないのに。

自分が感じた印象だけで、よくわからないものに一定の評価を与える行為は、思いこみとか、決めつけとか言うのだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

わかる人にだけわかる話

くまタタキーン……面白そう…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

わからない人には絶対にわからない話

FOXチャンネルで『アメリカン・アイドル』を見ました。

サイモンって……いつか刺されるか、撃たれると思う。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

デンターシステマのTVCF

『デンターシステマライオンハブラシ』のテレビコマーシャル。

どこかで見たようだなと思っていたのですが、思いつきました。
『マトリックス・レボリューションズ』(The Matrix Revolutions)でした。

あの "イカ" だか "タコ" みたいなやつ。

CFは、こちらで見られます。

それにしても、『マトリックス』って、僕としてはいまいち最後の盛り上がりとカタルシスに欠けた映画だったなぁ。あそこまでひっぱったわりには。
言ってしまうと「蹴って殴って、撃って走って、飛んで、増える」映画だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

出るぜ! Rushの新譜

最新作のタイトルは、 "Snakes & Arrows"。

この5月に米国でも、日本でも発売だそうな。
オリジナルアルバムの新作は、2002年の "Vapor Trail " (ヴェイパー・トレイルズ)以来だよ。5年ぶりだ。

公式サイトでは、1stシングル "Far Cry" の試聴ができるよ。これフルコーラスだよね。

合わせてツアーも始まるのだとか。
日本にも来ないかなぁ。来て欲しいなぁ。

実を言うと、僕は彼らの初にして唯一の来日公演を見ている。
(うー世代がばれるぜ)

あまりいい音ではなかったけど、動いているゲディ・リーを見られればよかったのさ。
"Rush In Rio" も買ったしで、いつ見てもゲディはかっこよすぎる。

ゲディ、これからも付いていくよぅぅぅ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

好きだ… "工具ベルト"

何かの工事をする人が腰に装着している工具類を入れたベルト。

あれにはグッとくるものがあります。
こういうやつね。
リンク先にあるのは、『LAN工具ベルト LAN-TL4』という品。

電話工事の方とかが来てくれると、憧れのまなざしであのベルトを見てしまう。
(正式名称はなんというのだろう?)

あれを、ぱっと腰に巻いて、工具を手に取り、時にはちょっと動きを確かめたりしながら、次々とベルトにさしていき、いざ出発! という光景を想像するとどきどきしてくる。

サクッ…カシャッ…スチャッ…ウィーン…カチッ…とか音が聞こえてきそうで。

そういえば、昔々、ランボーシリーズの映画を見たときに、主人公のランボーがナイフや弓矢などの武器を次々と装着していき、最後にヘアバンドを頭にぐっと巻くくだりが大好きだった。
「これからいくぜー 攻めるでー 見とれよー」って雰囲気が盛り上がってくるシーンだったなぁ。

漫画なんかのヒーロー物でも、 "装着" というギミックには特に男の子たちは心躍らせます。
"装着" という行為は、男のロマンなんでしょうか。

工具を入れるベルト LOVE!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

デジャヴ

"Déjà vu" (デンゼル・ワシントン主演)を見てきました。

ちょっとストーリーの展開が地味かなとは思いましたが、終わってみれば面白かったです。

全体の雰囲気が、なんか、TVシリーズとかになりそう。
昔の『ナイトライダー』みたいな。(ナイトライダー…知ってる人はいるかな)

タイトルは、もちろん『タイム・ウィンドウ』。
"捜査官ダグ・カーリンは、仲間たちとともに『タイム・ウィンドウ』を使って、難事件の解決に挑んでいく…" とか。

そういえば、ヴァル・キルマー(映画『トップガン』で"アイスマン"役の人)が出てたのだとか。いっしょに行った妻が気がついた。
僕は気がつかなかったけど、あとでサイトのキャスト一覧を見ると、確かに出てました。ちょっとジャック・ブラック化してるけど…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

発芽十六雑穀

やずやの『発芽十六雑穀』を食べています。
妻が身体に良さそうだからとすすめてくれました。

最初に無料試食セットを送ってもらって食べてみたら、もちもちとして、風味もあってなかなか美味しい。

独身時代に玄米食をしようとしたことがありますが、ぱさぱさ、ごわごわしてどうにも食べづらい。よく噛んでいると甘みがでてきて美味しくなってはくるのですが、それに、炊きあげるにも水に浸しておいたりと結構手間がかかって、玄米食は長続きしませんでした。

でも、『発芽十六雑穀』ならそんな手間も必要なし。
ふつうにお米を洗ったらそれに混ぜるだけ。1回分が小袋になっているから、さっと流し入れて、炊飯器をオン。これだけです。

人の身体を作っているのは食物です。
ならば、身体によいものを食べたいです。

発芽十六雑穀。
これなら、嬉しく続けられると妻と2人で思ったしだい。
(なんだか宣伝用の原稿みたいになってしまった)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ポルナレフ 復活!!

Michel Polnareff (ミッシェル・ポルナレフ)をご存じでしょうか。
僕は、かつて夢中になって聞いていました。

日本では、 "TOUT,TOUT POUR MA CHÉRIE" (『シェリーに口づけ』)とか "HOLIDAYS" (『愛の休日』)がヒットしたので、知っている人はいると思います。特に前者は、テレビコマーシャルでも使われてたし。

そのミッシェル・ポルナレフが30数年ぶりにパリでライブをやっているのだとか。3月に入ってすぐに始まったツアーらしいです。

彼のアルバムに『ポルナレフ・ア・トーキョー』というライブ盤があるのですが、僕はそれを聴いてからポルナレフを聴くのを止めてしまったという思い出があります。
だって、バックバンドの演奏があまりにひどいんですよ。リズムは悪いし、『愛の休日』でのギターは音を外すしで。
ポルナレフってこの程度のバックバンドを使ってしまうんだと、ショックだったのを覚えています。

でも、今度はそんな思いはしなくて済みそう。バックでギターを弾いているのは、あのトニー・マカパインなんだとか。
(知ってる人なら説明もいらない。でも、知らない人はまず知らない。)

"Le Bal des Laze" (『ラーズ家の舞踏』) では、そのトニー・マカパインのギターソロも聴けるらしい…

ドラムは、ヴァージル・ドナティ。ベースは、バニー・ブルネルというメンバー。
僕は知らなかったのですが、この2人は、ジャズ、フュージョンの世界ではとても名の知られたミュージシャンなんだそうです。
ベースの人は、チック・コリアのバンドにもいたことがあるとか。
ドナティーという人は、Journey のニール・ショーンと組んで "SOULSIRKUS" (ソウル・サーカス)というバンドでアルバムも出していました。

ミュージシャンとして申し分ない熟練者たちを率いてのライブ。
映像をみると、かなりな人数が会場を埋めているし、ポルナレフ健在を高らかに歌い上げるライブといってもいいのではないかなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ホワイトデーには

バレンタインデーには、妻がチョコレートケーキを作ってくれました。
お返しに僕は、某洋菓子店のチーズケーキを買ってきました。

会社の帰りだったので、お店は閉店近く。ゆっくりと品定めをしようにも、売り切れているものもあったりで…でも、おいしそうなチーズケーキがまだあったのでよかったです。

そのお店の洋菓子は、前にも一度2人で食べたことがあったので、チーズケーキは初挑戦でしたが、まず外れのない味だとふんで買ってきました。

味の方はやっぱり大正解。
柔らかくて、とろっとしててなかなかおいしい。
あんなにとろっとしているチーズケーキは、いままで食べたことがないです。

愛する人
一緒になってまもなく1年。
僕は君の想いに応えているかい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

"掛幕式"

毎日見ている『Daly Portal Z』 in @nifty.
ほどよいゆるさが好きで、初めて見たときから、読むのをやめられなくなってしまいました。

一番最近おもしろかったのが、3月6日の記事、『実践!よくわかる除幕式』。
ライターは、『林 雄司』さん。

Webやぎの目』というサイトを、運営しておられることでも知られている方。
この方の何ともいえないセンスが、大好き。

で、『実践!よくわかる除幕式』を読んでふと思ったのが、除幕ができるということは、幕を掛けなければならないということ。

つまり、 "掛幕式" があるはずだよね?
(それとも、 "覆幕式" か? 誰に尋ねてるんだとは聞かないで)

とにかくそんな式があるかどうかはわからないれど、 "掛幕" をやんないと除幕ができないのは火を見るより確か。
(アレ? "明らか" だったかな…)

"掛幕" や "覆幕" という日本語があるのかどうかは知らない。
僕が使っているATOK2006では、一発変換とはいきませんでした。

最初は、"まくをひく" ということから "引幕式" かなと思ったけど、それでは終わってしまう。

何でもかんでも、 "掛幕式"。
林さん。これ見たら、やってみてくんないかなぁ。除幕はしないの。ただただ掛けるのみ。

あっ、でも除幕式をしたってことは、"掛幕" もしたってことか。

それに、クリスト&ジャンヌ=クロードもいるしね。
ぜんぜんだめなアイデアでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ぎゃあぎゃあ騒ぐな

さっき、検索エンジンExiteで見かけたニュース。

遅刻生徒を格付け 「地獄へ直行」など掲示(3月1日付 毎日新聞)

中学校の教諭が、遅刻した生徒の名前を、その回数に応じて「イエローカード」とか「地獄へ直行」といった5段階に分けて廊下に張り出していたのだとか。

いやまぁ、教育の現場で "地獄へ" という表現は多少まずかったかなという気がしますが、わざわざニュースにするほどのことでもないと僕には思える。

こういうことをあまり騒ぎ立てると先生たちが生活指導において萎縮してしまうし、いい気になって調子に乗る生徒だって出てくるぞ。

元々を言えば遅刻する生徒がいかんだろう。

先生と生徒の関係性から "地獄へ直行"とかいう表現も許される雰囲気があったのかもしれない。リンク先では詳細は記載されていないので、わからないけど、もしそうだとしたら、それはそれでいいじゃないか。

ただね、文部科学省職員が視察をしに来ときは掲示を外したというのは、ちょっと誤解される行動だったかも。
背景も何も知らずにぱっと掲示を見たら、生徒を虐待しているとそく誤解されるかもしれないと感じたから外したのだろうけど。

教諭は、生徒や父母にお詫びするのだそう。

当事者の教諭が本当にそうするべきだと思ったことなら、すればよいでしょうけど、同時に遅刻回数が多かった生徒の父母は、子供によく言い聞かせて、遅刻が多かったということを先生に詫びさせることもしないといかんだろうと思う。

自分の娘や息子が、遅刻の常習犯なら、こめかみを引捕まえてぐらぐら揺らして、説教してやるんだが。

特に事情もないのに、時間を守れないという行動を繰り返すなら、子供のころは多少は痛い思いをさせてしつけてやるべきと僕は考える。

先生! 詫びるなら詫びるでいいだろうけど、特別な事情もなく遅刻を繰り返す生徒は、頭の一発や二発、平手で叩いてやりなさい!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年2月 | トップページ | 2007年4月 »