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雲の影

当たり前といえば、当たり前なんだけど、あらためて知るとしみじみと納得や感心してしまうことがあります。

地上ではあまり風が吹いていないときでも、高いビルの屋上などにのぼると意外に風が強かったりして驚いたという経験はないだろうか? これは地面との摩擦のために風速は地面に近づくにつれ弱くなるからである。
( 2006年04月27日 Excite Bit 「晴れているのに雨がパラパラ……お天気雨の正体とは」より)

雲に影があるって知ってました?

幼い頃、校庭とかで遊んでいて、ふっと太陽が暗くなるときがありましたが、あれがそう。上空を雲が横切ったので、その影のなかに入ってしまったため。
言ってしまえば当たり前なのですが、僕は大人になっていく過程で、「雲に影がある」ということを特別に認識したことはありませんでした。

ですが、グランドキャニオンへ旅行に行ったとき、高い岸壁から見下ろすと、遙か下の方に小さな池が転々とあるのを発見。
グランドキャニオンって沼地ではないのにずいぶんと池があるなぁと思っていたら、それが雲の影でした。

地面に立っている自分は、雲の影に包まれることはあっても、雲の影を上から見下ろすなんてことは普通はありません。切り立った岩のてっぺんのような場所から見下ろすことができたからこそです。

グランドキャニオンは、そんな普通はあり得ない体験を僕にくれました。
グランドキャニオンのとてつもない高さと深さが、雲に影があることをあらためて知らせてくれた。そのことで、地球のふところをのぞき込んだというか、ガイアとか何かそういう高次元の存在に出会ったようなというか、静かな感動を覚えたことを思い出します。

知っているようでよくわかっていないということを、あらためて知る体験は、世界の認知の仕方を変えることにつながるのかもしれません。

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FOMA NM850iGの制限

1.結論
ノキアジャパンの携帯電話『FOMA NM850iG』とPCをつないで、NM850iGをモデムとして使うとき、OCNをプロバイダとしてFOMAパケット通信はできません。
(2006年5月17日時点ではそうでした。)

もう少し具体的に言うと、FOMA NM850iGでは、IP 接続のみが可能で、FOMA パケットPPP 接続対応のアクセスポイントへの接続はできません。

FOMA パケットIP 接続対応のアクセスポイント(たとえば、mopera U 等)なら接続できます。

この辺のところは、ノキアジャパンのサイトにあるサポートのページ
で、「8. FOMA NM850iGをモデムとしてPCと接続し、ダイヤルアップする方法を教えてください。」というところに記述があります。

また、FOMA NM850iGに同梱されている 「ネットワークサービスをご利用いただくために」のなかにも記載されています。

実際にノキアジャパンのカスタマーサービスに電話をして、モデムとしてPCに接続したいということを問い合わせても、mopera U (moperaではない。)を使って接続するやり方以外に情報をもっていないとのこと。

ここまで知るのに8時間以上かかってしまいました。購入する前に知れる手段はなかったのか!!
(ちなみに、購入しにいったのは僕ではない。僕は設定しただけ。)

2.背景
会社でFOMAのカード型機器を使っていたものを機種変更したのがこいつ。
同じFOMAだし、ドライバを入れて認識させるだけだと思っていたのがトラブルの始まりでした。

プロバイダにOCNを使っているのですが、上記の通りで、OCNのアクセスポイントにつながらない。

理由は最初は当然わからなかったので、まずDoCoMo インフォメーションセンターへ尋ねると、NM850iGは、FOMA パケットPPP 接続には対応していないので、OCNでは使えないとの返事。

そんな話は購入前にどこからも聞いてなかったのでびっくり。

すぐに購入したドコモショップへ尋ねると、「確認します」とのこと。しばらくして、言うには「NM850iGでOCNへは、接続できます」。
DoCoMo インフォメーションセンターでは、"できない"と言っているので、本当に間違いなく必ず接続できるのか、もう一度確認していただけないかとお願いして電話を切る。再度返事があって、「できます」とのこと。

それならと、安心してマニュアルを見ながら接続手順を進めるもぜんぜんだめ。
ノキアジャパンへ尋ねると、mopera Uの利用を勧めるしか情報がないとの返事。

OCNへ尋ねたらなんかわかるかもと思い、OCNカスタマサポートへ。
でも、そこでも、「NM850iGをモデムとしてOCNのアクセスポイントへ接続できる」との返答が。

いったい誰が本当のことを言っているんだ!!

なんだかんだで、面倒になってmopera Uを使えというなら、もうそうしようと思い、会社に一応の確認をしてそう決める。

加入手続きは電話で済ませられ、そのまま電話口で操作も案内してもらえる。
windowsの「ネットワーク接続を開く」ということだったので、教えてくれるとおりに進めるけれども、やっぱりインターネットへはつながらない

なんなんだいったい!!

で、NM850iGに付いてきていた専用ユーティリティは、PCにインストール済みですかと尋ねられたので、「はい」と答えると、それを使ってみましょうということで、それでそのなかにIDやパスワードを設定すると、すんなりつながった。

mopera Uの窓口の人ぉぉぉぉ!! 最初からそれやってよ。

4.NTTドコモならびにOCNへのお願い
僕が見た限りでは、NTTドコモのサイトにも、OCNのサイトにも、NM850iGではOCNには接続できないとか、FOMAパケットPPP 接続のアクセスポイントには接続できないという記述が見あたりません。

だいたい、ドコモショップやOCNのカスタマサポートの方々が、口をそろえるように、NM850iGでOCNへの接続できると言ったのは何だったのか!? ドコモショップの場合は、僕は再確認をお願いしたのに。

なんだかんだの後で、よくよく見てみると、NTTドコモのサイトにあるNM850iGの製品紹介には、「他のFOMA端末と使用方法や機能が異なる場合があります。 」という記載がある。
また、OCNのサイトには、FOMAパケット通信に必要な機器として「NTTドコモ指定のパケット通信対応FOMA端末」という記載がある。

FOMA端末ならどれでも使い方は変わらないという意味の記述では確かに無いけどね。
もうちょっと詳細に記述しておいてくれてもいいんじゃないのかなぁ。

それに、働く人はもっと正確な知識を身につけておいて欲しいです。

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暗証番号を聞いてきてください。

「ご主人に暗証番号を聞いてきてください。」
郵便局で僕の名義の口座を作るのに、妻が代わりに行ってくれたのですが、そこで係の人から言われたそうです。

僕の名義でだからということもあったのでしょうけど、「聞いてきてください。」は配慮不足なセリフかな。
妻もこの言い方に気分を害していました。

せめて言うなら、「暗証番号をご用意ください」とかだよな。夫に聞いてくるようにというのは違うと僕も思うぞ。

だって夫婦で2人で使うつもりだもの。
郵便局の人は、そんなことわからないだろうけど、妻が行っても夫が行っても、引き出しや預け入れをしやすいようにしておきたいって誰もが普通に考えると思うのですが。

何となく個人情報保護の行為のように思ってしまうけど、妻が夫の名義で口座を開設する際に、夫に暗証番号を聞いてくるようにと伝えるのは、保護のためというにはちょっと違うかな。

接客業としての伝え方の問題だからね。

「お2人でお使いですか?」とか尋ねて、「でしたら、お2人がわかって、他人にはわからないような番号にしてくださいね。」とか、「ご主人の個人的な口座ということでしたら、ご主人に暗証番号を決めていただいてください」とか、窓口に来た人の背景や事情をくみ取って、それによって伝え方を変えるぐらいの配慮が欲しいなと僕には思えます。

愛する人。
君の気持ちは僕もわかるよ。

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いつまでも

結婚して1ヶ月。慌ただしくも、充実していた1ヶ月。

2人で1ヶ月目をお祝い。

妻はいつも僕を大事に考えてくれる。僕も妻をずっと大切にしていこうと思う。
互いに相手を大切にしようという想いが重なり合っていれば、僕らはいつまでも仲良くいられるし、何があっても乗り越えていけると信じ合える。

愛する人。
いつまでも、いつまでも大切に想っているよ。

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