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光陰

僕の時間と共に暮らしてきた君たち。ありがとう。君たちのおかげで僕の時間は充実していた。

でもそのときが来たんだね。長い長い蜜月が終わりを告げて、僕らはそれぞれの旅に出る。

悲しいとき、楽しいとき、雨の日に晴れの日、寒い季節も暑い季節も、その時々で出会い、そしていっしょに暮らし始め、どのぐらいの時間を過ごしてきたのだろう。

君たちはあのころ、僕にさまざまな詩をくれた。ときには、物語りを語ってくれもした。あのころ聞こえていた詩や物語は、もう僕には聞こえない。いまでは、君たちの姿が見えるだけ。

楽しかったよ。本当にありがとう。空の上から見守っていて欲しい。これからの僕を。君たちと過ごした時間を僕はいつまでも忘れない……

部屋の掃除をしていて、大量に出てきた「カセットテープ」を捨てました。

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