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喜兵衛 大吟醸

『喜兵衛 大吟醸』というお酒をいただく機会がありました。
以前、 『越乃寒梅』をいただいたことがありますが、そのときは味がよくわかりませんでした。

ですが、『喜兵衛 大吟醸』は美味しかったです。
すっきりとした甘みがほのかに感じられ、こくもあって喉ごしもよい。口に含んだときの舌に感じるあたりがとても品がある気がしました。

飲んだあとに鼻の奥に感じる香りもすてきで、日本酒をよく知らない僕が言うの何ですが、 これが日本酒の香りなんだろうなと言いたくなる。

製造・発売は神戸にある木村酒造という会社。杜氏の名前も記されていて、『丹波 渡部進』という方です。

この『喜兵衛 大吟醸』というお酒は、製造された本数が300本なのだそうで、味もさることながら、 希少価値もあるお酒でもある。瓶のラベルにナンバリングがされていて、僕がいただいたのは225番目のもの。

付いていた説明書きによると吟醸酒というのは、もともとは蔵本が主に鑑評会の出品用として、 杜氏の技術研鑽のために醸じられていたお酒なんだとか。

木村酒造では、酒造に適した山田錦という米を半分以下になるまで磨く過程を経るなどして、 手間を惜しまずに吟醸酒を作り上げているのだそうです。その結果、吟醸香と呼ばれるリンゴに似た芳香を放つ、 まろやかな味の吟醸酒ができあがるとのこと。

『喜兵衛 大吟醸』は、そんな吟醸酒の中でも特に品質の優れたものとして世に出しているのだそうです。

飲むときには、この『喜兵衛 大吟醸』に関しては、 「お召し上がりの際には熱燗は風味を損ないますのでそのまま冷やしてお召し上がり下さい。」なのだそうです。

『喜兵衛 大吟醸』。
本当に飲みやすく、いっしょに飲んだ誰もが美味しい、美味しいと言って何度もおかわりしていたお酒。300本限定生産。どこかで出会ったら、ぜひ飲んでみて欲しい日本酒。

最後に同じ説明書きに記載されていたお勧めの言葉を添えておきます。
「日本酒の最高の贅沢品を御賞味ください。」

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