必要ないから知らないの。
昔のレコードでもカセットテープでも、あるいはCDでも、はたまたラジオでもテレビでも、ライブでも音楽を聴くのは好きだけど、どうも合わないのが小文字のiで始まるあの手のたぐいの機器。
(古くはメーカーを問わず"ウォークマン"などと総称で呼ばれていたプレイヤーも含む)
どうもあのたぐいの機器で音楽を聴いていると、僕は頭が痛くなってくる。極端にボリュームを上げているわけでもないのに。
だから僕は、"ウォークマン"の昔から今にいたるまで、あの手のたぐいの機器を身につけて外出することを常にはしたことがない。
「使ったことはない無い」と言い切っていないのは、若かりしころに"ウォークマン"を所有していたことがあったから。
でも、すぐに使わなくなった。まさに今書いている理由で。つまり、"ウォークマン"という機器を生まれて初めて使ったときが、耳の近くで音楽が鳴っていると自分は頭が痛くなってくると自覚したときだった。
なぜそうなるのか、なんとはなく考えると、どうやら僕の認知の中で狭いとか、閉じていると感じられる空間で音を聴くのが苦手のようです。
というように思いついた理由は、僕は自動車のなかで聴くCDは、なるだけ音量を絞っておきたいから。運転している背景音というぐらいの感じで、薄く流れているのが一番いい。たとえヘヴィーなロックであっても。
だから、友人と自動車に乗ったときは、結構困ったことになる。音量を絞ってくれとお願いしても聞いてくれない人がときどきいるので。まぁしかたがない。乗っけてもらっているのだから、自動車の持ち主が好きな音楽を好きな音量で流していることは間違ったことではない。
反対に僕が誰かを乗せてあげたとき。この場合、僕が流すCDの音量をもっとあげたいと主張する人がいる。その人と僕との両方がお気に入りのアーティストだったりするとよけいに。
でも、僕は自分が好きなアーティストであっても、自動車の中で音量をあげるのは好きではない。ところが、互いにお気に入りのアーティストのCDであった場合は、先方がCDの音量をあげようとする態度を止めてくれない場合がある。彼らには、僕が車内で音量を上げるのが好きではないと言うのが理解できないようです。だってね、お気に入りのアーティストなんだしね。彼らの気持ちはわかるけどね。
自分が乗っている自動車が高級車ではないせいかとも思ったけど、世間一般に高級車と呼ばれているものに乗せてもらったときも、やっぱりだめだった。
高級車のCDプレーヤーの音質が、自分の自動車のものとは比べものにならないぐらい良いというのはわかる。けど、だからといって平気にはなれないようです。やっぱり、「もうちょっと音量を下げて欲しいな」と思ってしまった。
というわけなので、僕が音楽ダウンロードサイトのURLを知らないからと言って珍しいものを見るような目でみないでください。そのURLを知らなくても僕は困らないんです。
(それに、PCで音楽を再生したいというニーズも僕には無いし)
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