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勝沼甲州

「勝沼甲州」は、山梨県にある白百合醸造という個人ワイナリーが出しているワイン。

辛口と書いてあったけど、僕にはほどよい甘さに感じられました。のどごしがすてきに優しく、とても飲みやすくて、嬉しく美味しい。ブドウの種がそういう味のものなんだろうかと考えたりしているのですが、どうだろう?

このワイン、実物を見たことも飲んだことも無くても知っている人は知っているはず。というのは、かのグルメ漫画の巨人「美味しんぼ」の80巻目に登場しているから。

優れた日本ワインを生み出すことを目的に競われているジャパン・ワインコンペティションというものがあり、その2003年度の欧州系品種白部門において「勝沼甲州」は銅賞を獲得したんだそう。

なんだ銅賞かぁと言う無かれ。
そのとき、エントリー数108銘柄に対して金賞、銀賞を獲得したのはその内の8銘柄だけで、しかも、銀賞は同じ白百合酒造の「ロリアン シャルドネ 2001」というワイン。そして、銅賞がこいつ。

金賞や銀賞に選ばれた他の銘柄は大手ワイナリーのワインだったとのこと。
つまり、個人ワイナリーのワインが大手に食い込んで最後まで残り、しかも銀賞と銅賞を取ってしまったというのだからすごいでしょ!?
原料となるブドウからワインとして熟成されるまで、よほどの愛情と熱意を込めて取り組まないとそうはいかないでしょうね。

「勝沼甲州」。優しく、嬉しく美味しいワイン。飲んだことがある人がおられたら、あなたの感想を聞かせてください。

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