« "本当の"アナキン | トップページ | 優勝は優勝だろうが! »

恐れず殴れ!そして、蹴れ!

全国高校野球選手権大会で優勝した駒大苫小牧高校の野球部長がふるったという暴力の件が、ずいぶんとニュースで取り上げられています。

親側の言い分と学校の言い分に違い(親は「ゲンコツで30発」と言い、学校は「平手で3,4発」とか)があったりして何が本当なのかは無関係な者にはわかりません。

でも、個人的には県や全国でスポーツで1,2位を争おうかという学校では、気の抜けた態度を見せたら、殴ったり蹴ったりするのはいいんじゃないかと思っています。ただし、度合いのかげんが必要です。骨が折れたり、傷跡が一生残るというようなことになるとそれはやりすぎだと思います。

そういうのでなければ、しゃんとして欲しいという願いを込めて厳しい親心でばんばん、がんがん、じゃんじゃん教え子をぶん殴って、蹴っていいと僕は思います。
僕は中学校のころ陸上競技をやっていました。ぜんぜん強くない学校でしたが、だからこそでしょうけど、先生は"根性棒"と呼んでいた木刀で、練習に気を抜いている部員を見かけると、「根性入れたる。尻をこっちへ向けろ」と怒鳴って"根性棒"で部員の尻を叩いていました。当然僕も叩かれました。一度だけど、僕は尻に回し蹴りをくらったこともありました。
女子だって"根性棒"で尻を叩かれてました。ただし、当時見ていた感じでは多少男子の時よりも力を緩めていたようでしたが。もちろん、男子にも女子にも叩かれてケガをしたという奴はいません。痛かったのは痛かったけど、先生はちゃんと加減を知っていたのだと思います。

棒で叩かれたり、蹴られたりするのはイヤでしたが、文句を言えないのはそうなったときは明らかに自分の気が抜けていたときだったから。ちょっとさぼったり、集中してなかったりして。先生は僕らのそういう態度をよく見ていたと思います。

家に帰って先生に殴られたいう話をしても「なんか気の抜けたことしたんか?」って言われるだけで、たしかに気の抜けたことをしたのは僕だし、両親も「お前が悪いんじゃ」という感じでした。

今時そんなことしたら、暴力教師とか言われてしまうのでしょうね。
体罰だといわれる事件のニュースを聞いていると、指導者が加減を知らない場合があるようです。体罰が問題視される背景には、そういう加減をしらない指導者と、ちょっと叩かれたら神経質に大騒ぎして大問題にしてしまう生徒と親がいる場合がある気がします。

指導者は叩く加減を知り、そのうえで気の抜けた態度をとる教え子を恐れず殴る、蹴るして欲しいと思います。そして、ちょっと叩いたぐらいで、周囲は問題視するのはやめて欲しいと思います。

|

« "本当の"アナキン | トップページ | 優勝は優勝だろうが! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 恐れず殴れ!そして、蹴れ!:

» 優勝は優勝だろうが! [徒然なるままだし]
これは違うだろ。 全国高校野球選手権大会で2連覇を達成した駒大苫小牧高(南北海道 [続きを読む]

受信: 2005.08.23 18:53

» 駒苫野球部不祥事と体育会系。 [ココロ晴れるぜ!]
57年ぶりの夏連覇!深紅の大優勝旗が再び津軽海峡を越えた!! そんな伝説を目の当 [続きを読む]

受信: 2005.08.23 21:34

« "本当の"アナキン | トップページ | 優勝は優勝だろうが! »