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ごねる人を損にしよう

ごねた人の言い分が通るのは間違っていると思っているミッ君です。

交通事故を起こしたら「すみません」って謝ってはいけないという主張をしている人を見ました。今時まだそんなことをまじめな顔で言う人がいるんだとびっくりです。自分に非があったなら、それを認めて謝らないといけないでしょうが。

同じ人がちょっと失礼な発言をしたので、そのことを指摘してちゃんと謝って欲しいって言ったら、急に居直ってきて「はいはい。私が悪うございました。いったいなんて謝ればよろしいのでございましょうか。ゴ・メ・ン・ナ・サ・イ」とさらに失礼な態度で返してきたので、あきれて「もういいよ」って言ったことがあります。

前にも少しふれた覚えがありますが、心理学の世界で『嫌悪刺激による嫌悪コントロール』と呼ばれるものがあるそうです。
たとえば、泣いたりわめいたりといった他者が困ったり、イヤな気分になることを繰り返す人がいたとすると、そういううっとうしい目には遭いたくないと感じた周囲の人が、その人が機嫌を損ねないように物事を進めだし、その人のいいように物事がなっていく。そういうのを『嫌悪刺激による嫌悪コントロール』というそうです。

意志的か無意識かは別として、『嫌悪刺激による嫌悪コントロール』を使う人は世の中にけっこういます。ごねたり、わめいたりする人の言い分が通りやすいという状態が僕は嫌いなので、そういうことをする人に出会うとまず間違いなく僕は衝突を起こします。

商売においてもそういう人を見ると、いやな気分になります。
たとえば、安くして欲しいと店員さんと掛け合って値切る人。店員の時間をそれだけ多く取っているのに、その方が安くなるというのは理不尽な話です。コストという観点で考えれば、値切ってきて時間をとればとるほど、売値は高くなるべきです。
逆に、いわゆる指し値で即決して買ってくれる人に対しては、一番よい値引率を提示するべきだと僕は思います。

ごねたり、正当な理由もなくただ粘ってくる人は損な思いをし、効率の良い意志決定に対して力を貸してくれることになった人が得な思いをする。そういう世の中になって欲しいです。

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