学生は勉学が本分
フジテレビの「めざましテレビ」でお天気担当をしている高樹千佳子キャスターが3月いっぱいで交代するそうですね。新しい担当は、皆藤(かいとう)愛子さん。早稲田大学第一文学部3年生。
フジテレビでは、学生時代から番組にかかわらさせるのがはやりなのかしら? TBSの小林麻耶アナウンサーの妹さん、小林麻央さんも上智大学の学生だしね。
勉学にも社会体験にもそれぞれはげむことができれば、それに超したことはありません。
そういえば、大学生のときって3年生のときから就職活動する人がけっこういる。それも、勉学の時間をけずって就職活動する人がいるけど、あれは個人的には禁止した方がよいと思う。企業側も3年生での就職活動は受け付けないとか協定を作ったりして欲しい。
だって、学生って勉学をするのが本分だから。
3年生から勉学の時間をけずって就職活動していたら、4年間勉強できる大学で実質4年勉強していないことになる。短大だったら実質2年未満の勉学期間になってしまう。それじゃ学生としての力が落ちるばかりだよ。
文部省もそういうことをちゃんと考えないといけないと思う。
大学での勉学が企業に入ってから役に立たないというのは本当な部分がある。でも、全部そうだというものでもない。学ぶという態度、何事かを調べ、研究し思考し続けるという姿勢などが養われていることが大事だと思う。
だいたい、学生のときに勉学しないでいつするんだ?
社会人になってもいろんな勉強はできるし、企業に籍を置いたままで大学や大学院へ通う人もいるけど、仕事で成果を出すということとは無関係にはなれない。
勉学のための勉学の時間が取れる時って、学生時代しかないんだからさ。
企業も企業だ。基本的には、しっかりと勉学に励んできた人が、ちゃんと就職できる環境を企業も整えないといけないと思う。いわゆる青田刈りをするから、学生の皆さんがあせってしまう。
勉学だけしていては即戦力になりにくいときもあるのは確か。けれど、企業に入ってきた人を育てるのは、公器としての企業の役目だと思う。結局、新入社員が何年か経ったらその企業を支え、そうした数々の企業が国を支える一部でもあるのだから、育てないと支えられる人にならないし。
本来勉学する期間にフルに勉学していない方が就職に有利なんてことになっていたら社会的・国家的にどこかおかしいという感じがします。
偉そうなことを言っているけど、僕はあまり勉学はしなかった。だからこそ若い人たちには同じ過ちを犯して欲しくないわけ。
学生時代には、しっかりと勉学をがんばって欲しいなぁ。
| 固定リンク
コメント
3年生からの就職活動を禁止するといった意見を記事に書きましたが、それと合わせて企業へのいわゆるインターンを行うのがよいのではないかと指摘する人がいました。
なるほどと思います。そうすれば、企業の様子もわかるし、学生さんにとっても貴重な体験になる。
新入社員として入社してきてから「学生と社会人は違います」って言うことに僕には違和感があります。
違うとわかっているなら、早めにそう教えておいた方がよいと思うのですが。
投稿: ミッ君 | 2005.02.09 09:30