女性だって野球選手に
萩本欽一さんが監督を務める「ゴールデンゴールズ」に入団した片岡安祐美(あゆみ)さんという方は、18歳の高校生(熊本商高)なんですってね。
将来はプロになりたいと、幼いころからがんばってきたそうです。でも日本高野連の規定では公式戦に出られるのは、男子のみ。
たしかプロ野球でも入団できるのは男性だけだったはず。
(僕がいくら野球音痴でも、「野球の詩」(水島新司/講談社)ぐらい知ってます。「水原勇気」が東京メッツで投げるには、野球協約の改変が必要だった)
高校野球でもプロ野球でも、女性が正選手になれないというのはどういう理由があるんでしょうか? 男性選手との体格的・体力的な差異は大きいだろうから、塁上での衝突とからケガをしないようにとかの配慮かな?
仮にそれだとして、それはそれでまぁわかるけど、今時女性だって野球の正選手になってもいいだろうが。男性に交じってはいけないという理由はないと思うけど。
そういえば、サッカーも男性のなかに女性が交じっていないなぁ。
でも、世界には女性のプロサッカーってあるしね。男性のものと比べたら規模的には小さいのだろうけど、サッカーなら女性でもプロになれる場はとりあえずは存在している。
なら、野球だってあっていいじゃないかと思うのですが。なんでないの? どうして?
野球が好きなことには男性も女性も関係ないだろうけど、女性がプロ野球選手になれないということを不快に感じている女性はいると思う。
一般的な会社と同じで、結婚、出産、子育て、生理休暇などなど女性の入団を認めたら、いまよりもいろいろ考えて実施しないといけない事項が増える。当然、コストもかかる。
ビジネスだからなぁ。
女性が入団したことで売上や利益が増加するということが見込めないと、女性のプロ野球入団の実現は誰もやらないよな。
プロ野球はビジネスだから、利益の向上が見込めなければやらないというのはわかるけど、高校野球は教育の一環として行っているのだから、男子のみが公式戦に参加できるという規定はおかしいと思うのですが。
野球に詳しい方でそのへんの事情をよくご存じの方がおられたら教えてください。
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