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支える仕組みが必要

<強制わいせつ>容疑で中3を逮捕 余罪も供述 宮崎 (2004年2月25日 毎日新聞)
やってしまったことは元へは戻せません。犯人の中3生はしっかりと反省して、犯した罪をつぐなわないといけません。

少年によるこうしたニュースがでると、僕の周囲では多くの人が憤慨し、厳しい罰を与えることを指摘します。そのことには反対はしません。

ですが、厳しい罰を与えることと同時に、若年層が犯罪をしなくなるにはどうしたらよいのかということを考えないといけないと思います。それがいつか社会を担う人たちを育てる教育ということであり、それは親とたとえ他人であっても先に社会人になっている人間の責任だと思います。

本人はもう止めよう、もう止めないといつか大変なことになると思ってもいても、誰にも相談できずに苦しんでいるかもしれません。すでにやってしまったことなら償わないといけませんが、まだ犯罪に染まってなければ、そういうふうに悩んでいる人たちを支援する仕組みも必要だと思います。

行政的な仕組みに限りません。周りの大人から注意を受けたり、相談に乗ってくれる人がいたりすることが、若い世代には必要じゃないかなと想像してます。

次の世代を育てるには、厳しい罰だけでは社会的機能として十分ではないと僕は思います。

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