ボーン・スプレマシー
「ボーン・スプレマシー」を見てきました。
なんか理解するのが難しい映画でした。前作の方が話が単純でわかりやすかったという印象があります。
けっしておもしろくなかったということではありません。
話が少々複雑というか、前作を覚えてないとわかりづらいところもあって…上映時間は約2時間。途中でねむったら話が絶対わからなくなるよ。自身で実証済み。
というのは、昨年、飛行機のなかで字幕付きですでに上映していたこの映画。そのときは、ねむってしまって、何がなんだかわからなくなったので、今回リベンジのつもりで見に行ったしだい。リベンジには、成功したとは思ってる。
前作ではボーンが戦うアクションを強調するような場面が多くあった記憶があるのですが、今回は格闘というよりはカーチェイスとか、いかに逃亡するかといったシーンが多かったように感じました。
それと前作よりももっとボーンの内面に入っていったような気がします。銃の扱いや殺人術など、殺し屋としての特殊技能の数々といった展開を期待しているとぜんぜんおもしろくないと思います。
よくわからなかったのは、タイトルの意味。
何がどうボーンのSupremacyだったのだろう? 前作は記憶を無くしたボーンとIdentityという言葉が結びついて、正しいかどうかは別として、「そうか自分を取り戻そうとするんだ」って勝手に納得できたのですが。
今回のタイトルはよくわからん。
原作は、ロバート・ラドラムの小説。
実は小説の方は「最後の暗殺者」(角川文庫)で完結しているらしい。
以外に古いこの3部作。なぜに今頃の映画化なんだろ?
ロバート・ラドラム(Robert Ludlum)
・「暗殺者」上・下(1983 新潮文庫)
"The Bourne Identity"
・「殺戮のオデッセイ」上・中・下(1986 角川文庫)
"The Bourne Supremacy"
・「最後の暗殺者」上・中・下(1990 角川文庫)
"The Bourne Ultimatum"
■わかる人にだけわかる話
あの終わり方は3もあると思いませんか?(小説も3部作だし。)
そのときの映画のタイトルは「ボーン・リボーン」にしてほしいなぁ。
パート3ができて、もしタイトルが僕の望み通りだったら、僕は2回見に行ってもいい。「あのタイトル、僕の予想があたったんだ」って友人たちに言いまわりながら…
(ところで、カーチェイスのシーンって目がちかちかしなかったですか?)
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