お年寄りは大切に
ゆばさんのブログ「ゆばのつぶやき」の"ぃやった!!!"という記事で、僕が記事中に以前書いた「甘露」という言葉をずいぶんと喜んでいただいています。
「甘露」という言葉をあんなに喜んでいただけるとは思っても見ませんでした。
僕やゆばさんのように、お年寄りとよく話す機会があると、こういう古い言葉や古くからの風習にふれる機会が多くなると思います。
うちには祖父と祖母がいましたが、毎年お正月には祖父が札読みをして、家族そろって百人一首をしたものです。
祖父と祖母は亡くなりましたが、いまも父が札読みをしてくれて、妹や妹の子供達も交えて正月には百人一首を楽しんでいます。(妹の旦那はあまり興味がないようですが)
正月に家族が集まって百人一首をするなんて話は、僕は小・中・高・大、それに就職してからも他の人から一度も聞いたことがないので、ずいぶんとめずらしいことなんだろうなと思ってます。
でも、いつまでたってもちゃんと歌を覚えられないんですけどね。祖父は百人一首の歌を全部暗記していたのですが…(だから、いつも読み手をやってもらっていたわけ。祖父が札を取る方へ入ると誰も勝てないから)
百人一首のチャンピオンクラスの人になると、たとえば、歌のなかに「か」から始まる歌はいくつあるとか覚えているのだそうです。
さらに、「か」の後にどんな言葉が続くかも覚えていて、2文字目や3文字目まで読み上げられれば、もうそれがどの歌なのかわかるのだそうです。
祖父がいなければ僕は百人一首なんかやらなかったと思います。
祖父のように全部の歌を覚えているようなレベルにはなれないでしょうけど、お正月に一家で百人一首を楽しむ習慣は続けていきたいなと思っています。
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コメント
トラックバックありがとうございました!
私は祖父母から教わることがとても多いです。ですから、年配の方と子供達の接する機会がもっと増えるといいなぁと思ってます。
そうすれば自然と年配の方を敬うことが出来ると思うのですけど☆
百人一首、家ではお正月に「坊主めくり」をやります。すごく単純な遊びですが、なぜか毎年熱くなりますよ(笑)
投稿: ゆば | 2005.01.16 15:41