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主役は女性

来年、知り合いの結婚が決まりました。おめでとう。ほかの人が結婚していくのをみていると、自分が独身でいるのがちょっと寂しい。

こんな記事を書いていたら、また1人、結婚するという報告がありました。今度は女性だけど。

春も近いしね。これから、こんな話がぽろぽろと出てくるシーズンなんだなとわけもなく感じ入ってしまったついでに、自分も早く結婚したいという気持ちがまたわいてきた。

"また"というのは、結婚したいっていう気持ちがときどきぐんと高まることがあるから。別に普段から結婚したくないわけではなく、したいとは思ってはいますが、ものすごくしたいというわけでもない。

でも、ものすごく結婚したいよ~という気持ちになるときと、まぁいい縁があったらねぐらいの気持ちのときが交互にやってくることがあります。変な周期だけど。

だからといって相手がいないしね。資金面でも問題があるし。そう簡単にたまらないしね…

結婚式・披露宴のどちらでも、主役は女性。
20代のころ、某有名結婚式場で長くアルバイトをしていたことがあるので、なんとくわかるのだけれど、男の思惑ではどうにもならんのが結婚式や披露宴。
あまたのカップルをバックステージから見てきた経験で、今から式場探しを始めて結婚を進める男性に言っておきたいのは、「女性の意見と家族の意見はちゃんときっちりと聞いておくこと」。

それが式の進行の打ち合わせや2人の暮らしなどあとあとに控えるさまざまな出来事を円滑に進めるひとつのコツのようです。

「女性の意見を聞いておく」というのは、彼女の言う通りにするということではありません。
まず、男性は式の打ち合わせや衣装の選択、新居探しなどなどにおいて「どっちでもいいよ」とか「どっちもいい」とか、「そんなの何でもいいじゃん」とかいった、投げやりで面倒そうな態度は絶対にしないこと。

彼女の言い分をちゃんと受け止めて聞いておくことが大切。
たとえ彼女の衣装を決めるのだって、彼女にしてみれば2人に関係することだから、彼女だけで決めるのは嬉しくない話。たとえば、彼女が「こっちのブルーもいいけど、かわいいのはこっちのピンクよね」とか言ったら、「そうだね。かわいいのはピンクだよね」とかちゃんと話を受け止める。話をちゃんと聞いておけば、喧嘩にならないし。
(もっとも、この時点でいっかい大きな喧嘩をしておくのが大事という人もいる。それもまた真理)

「家族の意見を聞く」というのも同じ。親族・家族の言い分通りにするということではありません。とくに相手の叔父様・叔母様などがかなめ。披露宴で「男は紋付き袴を着るもんだ」ともう決めつけている叔父様とかが大抵いたりするから。
こういう叔父様がいることに気が付かず、2人でタキシードやドレスを決めたりしたら、もう挙式日も近づいてきてからその叔父様からクレームがでたりする。その叔父様が、彼女のお父さんのお兄さんだったりすると、また話がややこしくなる。

まず結婚話を控えているカップルは、そういう少々うるさいことを言いそうな人が互いの親族・家族に居るかどうかを確認しておくとよいかも。
いなければいいけど、いたなら、何かアドバイスがあったら聞かせてくださいといったぐらいのスタンスで、互いの親族・家族の思惑を声に出してもらっておく。
いわゆるガス抜きのつもりで、周りの意見をお伺いだけはしておくことも、あとあと面倒なことにならないためのミソのようです。

これらは僕の周りの既婚者諸君もそう言ってます。

それから、「結婚話を進めている間に、一度は"この結婚は無かったことに"といった展開になる場合があるので、覚悟しておいて、そういう話が出ても、あぁ始まったなと思ってうろたえたり慌てたりしないように」というのは、うちの社長の意見。

ありがちな話だと思います。

その状況にどうやって元の方向性を与えるかは僕にはわかりません。状況によってがんばって対応してくださいとしか言いようがない。
とりあえず、"この結婚は無かったことに"という展開になる場合があると思っておくだけでも、実際になっても気が楽? かな。

これからご結婚を控えている全てのカップルに幸多かれ。
(それから、僕にちょっとでいいから幸せのお裾分けを…)

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