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携帯電話はファクシミリ

携帯電話を使うときはメモリー登録してある相手にかけるのがほとんどでしょうから、間違い電話をすることはまずありません。でも、たまに登録していない相手にかけるときに番号を押し間違うことはあると思います。

昨日、不思議というか不気味というか、わけがわからない間違い電話が1日のうちに2件ありました。

まず1件目の間違い電話は次のようなもの。
個人の携帯電話なので、仕事中は電源を切ってあります。帰りの電車のなかで電源を入れてみると「留守録」のマークが。再生してみると、駅の近所とかそういうずいぶんと騒がしい場所にいるらしい騒音をバックに、知らない女性が「○○です。それでお願いします」という伝言を残していました。

"それ"って言われてもね…それに、"○○です"の部分はプライベートに配慮したわけではなくて、本当に聞き取れなかった。

昨日、ある女性に何らかの判断を依頼した人がいたら、伝わってませんから要確認です。

2件目は、最初のものと比べると不思議度合いと不気味度合いがアップしている間違い電話。
上述の間違い電話の伝言に続いて、もう1件伝言があるという携帯電話がのたまう。そのまま聞いていると、某世界的に有名なネズミキャラのテーマソングが「チャ・チャ・チャン・チャン・チャン、チャ・チャ・チャン・チャン・チャン…」って延々となっている。そのうち、録音時間の限界がきて切れていました。他には何にも録音されていない。

たぶんあれは、電話の保留音だと思うのだけど。何の理由で電話の保留音が留守録に録音されているのか。それとも、あらてのイタズラ電話なのか?

世のなかにはそそっかしい人がいるものです。
うちの自宅電話の留守録では、僕の声で名字を名乗っていますが、それでもぜんぜん身に覚えのない伝言が残っていることがあります。

たとえば、「○○農協です。ご注文されていた肥料が届いておりますのでよろしくお願いします」とか。(肥料なんか頼んでないがな。)

あるいは、「○○警察の□□と申します。昨日の事故の件でお電話しました。…」とか。(これにはびびった。近所に実在する警察署からだったし。もちろん僕には事故を起こした記憶などなかったので、すぐに連絡して間違い電話であることを伝えました。)

とまぁ、こちらがちゃんと名字を名乗っていても関係がない伝言を残すんですから、こういう人は救いようがないです。

携帯電話の留守録には僕は名乗っていませんが、かける前にはプッシュした番号をよく確認してかけて欲しいものです。
ファクシミリのようなものですよね。番号を押したらよく確認して、あらためてスタートボタンを押すという具合に。

皆さん、携帯電話のメモリーに登録されていない相手に電話をかけるときは、番号をよく確かめてプッシュしましょう。

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