本は、"出会う"もの
takoさんのココログ*second message*から、ココログ新年会の記事がらみでトラックバックをいただきました。
共通の記事がきっかけで新しいつながりが生まれるのがブログのおもしろさの1つ。ココログ新年会へ行ってよかったなとあらためて思いました。
*second message*では、主にtakoさんが読んだ本について感想が書かれています。本だけでなく、舞台やテレビ番組、映画の感想なども読める。
プロフィールによると、takoさんは月に10冊ほど本を読むのだとか。僕からするとすごい読書量です。
会社勤めをしておられるようですし、お仕事しながら月に10冊以上本を読むのは、よほど集中力があって、かつ時間のくくり出しが上手な証拠だと思います。
タニス・リーの「闇の公使」(訳:浅羽 莢子 ハヤカワ文庫)の感想があったのには驚き。これは僕が10代か20代のときに読んだ本。
正直いってもう詳しい内容は何も覚えてないけど、僕も当時この本の言葉を美しいと感じました。
美しい言葉で書かれた本を読んでいて、"香り"を感じた体験はありますか? この本はそういう本の1つです。
出版社もちゃんと書いてくれているし。けっこうあるんですよ。作品名と著者しか書いてないブログって。
インターネットでの購入が当たり前で、作品名と著者がわかれば検索して注文ができますが、現実の書店で作品を探すには出版社もあった方が便利。
24時間いつでも本の注文ができる時代になっても、僕はやっぱり書店へ行くのが好きです。いそがしくて書店へ行く時間がなかなかとれないときはインターネット上で注文してしまうけど…
発売日前の予約もあまり使いません。なるべく書店へ行って発売されてから購入するようにしています。書店へ行くと、そのとき欲しい本とは違う本を見かけて興味をもって、読みたくなるという"出会い"があるから。
本は単に買うものではなくて、"出会う"ものなのだ。
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コメント
ミッ君さん、こんにちは。
*second message*のtakoです。
今回は私のブログの丁寧な紹介とTB、ありがとうございました。
タニス・リーの「闇の公子」は私も別のブログの記事を読んで興味を持ち、読んでみた本です。
とても美しい文章で、素敵な時間を堪能できました。
ブログを始めてから、それ以前よりも入ってくる情報量が格段に増えたため面白い本に出会う確率もアップしたような気がします。
その分、積ん読本も増えてしまっているんですけどね^^;
「ココログ新年会」では他のブロガーさんとの(リアルな)交流は残念ながら出来ませんでしたが、こうした記事を通じての交流はいつでも出来るのでいい関係をどんどん広げていきたいですね。
これからも宜しくお願いします(^^)
投稿: tako | 2005.01.23 18:58