恋の結論は先に言って
昨日の夜、仕事から帰って来てテレビをつけたら、「あいのり」をやってました。告白した男の子が、帰国前に相手の女の子から返事をちょうど聞くところ。普段はあまり見てないですが、昨日はちょっと見てしまった。
結果としては「ごめんなさい」で、男の子はいっしょに帰国してもらえませんでした。
で、見ていて女の子の話のもっていき方が気になりました。
彼女は、最初に日ごろどんなことを考え、感じていたか自分の胸の内をしゃべって、それから結論に至る心的プロセスにふれて、最後に「やっぱり、いっしょに帰れません」みたいな流れでしゃべっていました。
あれはどうなんだろう?
結論へ向かってあんなもっていき方をしたら、相手の男がよけいきつくないかなぁ。それまで一緒に旅をしてきた仲間意識とか感謝の気持ちがそうさせるのだろうけど。
僕だったら、勘弁して欲しいなと思ってしまった。そこまでずっと一緒だっただけに、最後になる時は、へんな期待をいだかせないぱしっとした終りにして欲しい。
僕が断られるなら、一番最初に結論を言ってもらって、それからちょっと補足みたいな形で自分がどうしてNOを選んだかに触れてもらえたら、それ以上しゃべって欲しくないな。僕だったらね。
それとも、最近の人たちは、お断りの話をあんな風にするのが普通なんだろうか。
ところで、あの番組は、落ち着いて考えてみたらちょっと気持ち悪くないですか?
本来なら二人っきりの時間に秘めておきたい会話や行動をテレビで映して、また、それを全国で見ている人がいるってどうなのよ。
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