もちもち
あるものが、いかにもな風であったりすると、同じ言葉を重ねてその度合いを表現することがあります。
とかいうと難しい話に聞こえますがぜんぜんそうではなくて、たとえば、「あの娘、"お嬢様、お嬢様" してるよね」とかいった言い方のことです。
意味の善し悪しは別として、そういう言い方は日常的に使うよなーと、電車の中でぼおーっと考えていたら、あることに思い至りました。
それは、食べ物の食感などを表現するときに使う「もちもち」という言い方です。
あれはひょっとしたら、「食べたり触ったりしたときの感じが、すごく "お餅" みたいだ」という意味を表現しようとして、「餅、餅している」と言ったのがそもそもなのではないかしら?
だからなんだと言われたら、何もないんですけどね。
本当にそうだったとしても、それに気が付いたからといってあまりいい気分にはなれないかも。
食べ物を表現する以外では、女性が使う化粧品類について「もちもち」という言葉が特に使われますが、「お肌もちもち」とか「もちもちしっとり」とかいう表現が、実は「お肌、餅、餅」「餅、餅しっとり」なのだとしたら…
女性ではない僕でも、いまいち嬉しくないです。
| 固定リンク
コメント