命は誰のものでもない
先週末から風邪で寝込んでました。
明後日から出張なので、体力回復のための消化が良くて栄養価が高い食事と、ひたすらの睡眠を継続。その間、テレビも新聞も見ておらず、社会の出来事をぜんぜん把握していなかったのですが、今朝になってテレビをつけてみたら、人質になっていた香田さんが悲しい結末になっていました。
何も命を取らなくてもよいだろうに。
彼の行動は思慮が浅い部分もあったかもしれないけど、それだけといえばそれだけのこと。彼の命を取った人たちが自分たちの都合がよい理由をもっていただけで、彼には命を取られる理由なんてない。
新潟の地震、香田さん人質事件。いったい何がどうなっているか。誰が悪いとか言える出来事じゃない。ありふれた表現だけれど、神も仏もあるものかという気分になる。
僕は何教の信者でもないけど、もし日本語で「神」としか言いようがない存在と話をつけられるなら、首根っこひっつかまえてぐらぐら揺らして、全てを元へもどすまでぼこぼこにしてやる。神だ、仏だと日頃から存在を主張しているなら、こんなときぐらい何かやってみろ!ってぐらいの気持ちです。
もう元へはもどれないでしょうけど、残されたご両親や兄弟の皆さんの気持ちが、少しでも落ち着く時が早くきますように。
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