ハロウィーンは誰の仕掛けか
恐い顔したカボチャ(ジャックオランタンと呼ばれる)のイメージで知られている「ハロウィーン」。
僕が大学生だったか、卒業するぐらいだったか頃からか、キディーランドなどでハロウィーンの仮装とかがすでに売られていました。
そのころから今でも、よくわからないのは日本ではハロウィーンは、何をどうする日として一般的に思われているのかということです。
そもそも日本の文化とは関係なかったもののなかで、いちばん一般的になっているといえば、「バレンタインデー」と「クリスマス」でしょう。
2月14日のバレンタインデーは、恋する女性が相手の男性にチョコレートをあげて告白する日。あるいは、すでに恋人同士の女性の方から彼氏にチョコレートをあげる日…でいいのかな?
12月24日のクリスマスは、皆が集まって「メリークリスマス」と言い合うパーティーをしたり、恋人達が愛をささやいたりする日というのが一般的か認識かな?
それらの事の是非はともかくとして、何をする日かという日本における一般的イメージが、バレンタインデーやクリスマスにはあると思います。
でも、さっきもいいましたが、10月31日のハロウィーンの日本における扱いがなんだかよくわかりません。
テレビニュースでは、アメリカの子供達が「トリック・オア・トリート」といって家々を巡る姿が報道されたりすることがありますが、少なくとも僕の生活範囲でそんなことをしている子供は見たことがありません。
もとはといえば、有名な話ですがバレンタインデーは、お菓子メーカー(メリーズだったかな?)の販促活動が国民的習慣として根付いてしまったもの。クリスマスは、イエス・キリストの誕生日。(若い人の中には、「サンタクロースの日」として認識している人もいるようですが…)
そして、ハロウィーンは、キリスト教における「万聖節」(11月1日)の前夜祭。(この程度の認識であれば常識的な範囲かと思います。詳細に捉えればいろいろ"いわれ"はあるでしょうけどね。)
バレンタインデーでもクリスマスでも、国民的習慣として根付かせることで何らかの商品やサービスの消費を高めるためにビジネス的な戦略をいろんな組織が実行した結果として、今にいたっているかと思います。
そこのところも、ハロウィーンの場合はやっぱりよくわかりません。何を消費させることをねらってどんな組織が動いているのでしょう。おもちゃ製造会社が仮装が売れるようにかな?
何かについて良い悪いという話をしようというんじゃないんです。
とにかく、ハロウィーンが何をする日ということに日本ではなっていて、そのためにどんな業界が何を仕掛けているのかが、僕にはよくわからないというだけなんですけどね。
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