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シャンプービジネス

髪を切るには、僕はいつも理容店に行きます。
大学生のころは田舎から出てきた学生もろだしだったので、実家の方では無理だったこじゃれた気分が味わいたくて美容室に行ってましたが…

美容室でも理容店でも、シャンプーのときになぜか指が通り過ぎていかないエリアがあるってことないですか。

頭の後ろの方からずーっと両手の指を動かしてきてもうちょっとで頭頂だという当たりで、すっと左右に分かれて、またさっと合流していくということがあります。
時には、まんべんな手際よくしゃかしゃか洗ってくれてはいるのですが、そのあたりに来ると指が微妙に向きを変えて通り過ぎていくという部分があったりします。

図書カードを手前から一枚ずつめくっていくような気持ちで、頭の上で少しずつ指をずらしながら移動させていくことで、あれは防げるはずだといつも思っています。

でも、特に痒みがあるわけではないし、説明するのも面倒ですし、何か言ったことは今までありません。ちょっと残念なような、損をしているような気にはなりますが。

実際に家でお風呂に入ったとき、自分の理論を展開してみたことはあります。
結果は完璧でした。僕の考えにも基づいて指を動かしていけば、頭のどこにも指が通っていかなかった部分など存在しなくなります。

けれど、時間がかかるのと指が疲れるのがネックだということも同時に判明しました。
ビジネスのコストとして考えると、割に合わなくなるようです。ビジネスアイデアを実現するのは難しいです。

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