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既婚者へのお願い

2004年9月11日のNIKKEIプラス1の1面「何でもランキング」。見出しは「30代女性、結婚相手に望むこと」。結婚相手に望むことに優先順位をつけてベスト10形式で載っていました。
有効回答は男性1033人、女性も同じく1033人。ちょっと厳密な話をすると、インターネットでの公開調査のため、回答したなかには20代の人も交じっています。全部ひっくるめてのベスト10のようです。

結婚を望んでいる独身男性としてはこういう記事はつい目を通してしまいます。

同記事には、「30代男性が結婚相手に望むこと」も載ってました。
1位から4位あたりまでは、多少のずれはあるものの男女ともに同じ項目が並んでいるのが、なぜかちょっとほっとします。

1位になったのは「信頼できる、誠実である」というもの。2位も同じで「価値観や相性が合う」。
3位は女性の方が「自分への愛情が深い」で、男性は「優しい、寛容である」。4位は女性が「優しい、寛容である」を選んでいて、男性は「自分への愛情が深い」。

この辺がネックかもねと思ったのは、男性の6位である「好みの容姿や外見である」という項目。女性の方には、この項目は10位までには入っていません。
男性諸君、はらからよ。容姿や外見というのは女性の皆さんはさほど重要視していないみたいですぞ。ちょっと反省…

意外だったのは、30代女性に関してランク外になった項目としてあげられていたもの。それらは「家事や育児への協力」「両親との同居がない」「仕事への理解」の3つ。

家事や育児という点は、「子供をもつか、もたないか」とも関わってくるので、そちらの方も見てみないと、これが単純に30代女性のなかでは優先順位が低いとは言えないでしょうけど。
「仕事への理解」というのは、結婚する際にはもう当たり前なことで、わざわざ重要視するものとして選ぶ項目ではないのかもしれないと想像しています。
「両親との同居がない」というのがベスト10にも入っていなかったというのは、高齢社会を見据えて、両親との同居もやむなしという考えをもっている人が増えているかもしれません。あくまで推測の域を出ないけれど。

気になったのは、結婚についてのイメージとして悲観論が目立ったという指摘。
「結婚したいと思わない」という人が男女全体で36%になっているとか。いわく「夫がいる友人に会うと、いつも愚痴ばかり」「辛抱と忍耐の連続」などが理由としてあがっていました。

記事の中にも書いてありますが、経験しないとわからないはずの負のイメージがずいぶんと育っているようです。
まだ結婚を体験していないのに、負のイメージをもっている人は要注意かもしれませんよ。
周囲から聞いただけの情報にすぎないのに、いつのまにか自分の考えが影響されているといえますからね。

もっとも男女ともで結婚したいという人は60%、相手の結婚歴は問わないと答えた人は48%いるので、結婚を望んでいる人はそう悲観することもないかもしれません。

そういえば、僕の周りにいるほとんどの既婚者は、結婚についてマイナスのことしか言いません。
いままで、僕の周りで「結婚っていいよ」とか「ミッ君(仮名)も早く結婚した方がいいよ」とかはっきりと言った人は2人だけです。

どうも、独身のころから結婚にあまり夢をもちすぎないようにという親心というか、先輩としてのアドバイスというかそういうつもりで言ってくれているようです。
しかし、アドバイスのつもりなら、結婚とはどういうものかということをマイナスもプラスも含めて体験者として教えてくれないとアドバイスにならないと僕は思うのですが…いかがでしょうか?

僕としては、人生の先輩としての既婚者の方からは、結婚についてプラスもマイナスもちゃんと聞いておきたいという願いをもっています。

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「徒然なるままだし」さんの記事で知ったのだが、先週(9/11)の日経新聞朝刊「NIKKEIプラス1」で、30代男女はどんな相手と結婚したいか、結婚相手に望むこと... [続きを読む]

受信: 2004.09.19 00:38

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