悲しくなる "24"
24時間の内にある事件がめまぐるしく展開していく様を描いて話題になったドラマ"24 Twenty Four"。
「シーズン3」までいってるんですね。
「シーズン1」が流行っていたころ、友人に勧められて見てみました。
最初の方はご多分にもれずという感じでどうなるんだろと引き込まれておもしろかったのですが、最後はとても腹立たしく、厭な悲しい気持ちになってしまいました。
また、あそこまでひっぱった割には、最後の最後で展開が唐突でいきなりで中途半端な感じもしました。
(だいたい、僕は途中で最後の方で何が起きるのか何となくわかってしまったし。)
それ以降、"24 Twenty Four"は、もう二度と見ないという気持ちでいます。
まず、お話としてあんな終わり方にしなくてもいいのにと憤慨ものです。全然救いがありません。
"あの人"はとても苦しんで、大変な思いをしてきたのに…
(DVDでは、結末が異なるパターンが収録されているのがせめても救いです。)
それに、全体的にあの番組には、人間の心の中にある人を信じるという気持に何とも言えないいやな傷を付けるような感覚を覚えます。
それがねらいなのでしょうが、僕には合いませんでした。とても悲しく、辛く、厭な作品だと僕は思っています。
心に変な傷跡が残るような感覚は、その昔「羊たちの沈黙」を見たときにも味わいました。
あの映画も、"24 Twenty Four"も、心を凹ませるいやな影響力があるので、その凹んだ分を元へ戻せるだけの心の力がない人は見ない方がよいという気すらしています。
"24 Twenty Four"を見ている途中で何んだかいやな感じを覚えたら、それは心に凹みが生じている瞬間かもしれません。
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