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姪っ子の人生に幸多かれ

姪っ子(12歳)が、実家に置いてあるいわゆる“推理小説”を面白いといってどんどん読んでいる。“霧舎 巧”、“西尾維新”、“森 博嗣””、“殊能 将之”といった最近の作家がほとんどだけど。

彼女は小さい頃から本が好きだったので、周りも読書の習慣が育つのはよいことだと考え、誕生日やクリスマスなど何かのイベントの贈り物には数々の本を選んできた。
それが良かったのどうかわからないけれど、とにかく彼女は本好きになった。
彼女が言うに、一番好きなのは静かな部屋で本を読むことなのだそうだ。家では妹や弟がうるさく走り回っているのが嫌なんだとか。

妹や弟がいっしょに実家に来ていても、さすがに僕の部屋にまでさわがしく乗り込んではこない。それで、僕が実家でゆっくり読もうとして買ってきた本をもって部屋に引っ込むときには、いっしょについてきて部屋の片隅に座り込んで彼女も本を読む。

僕が実家に帰ると、おじさんが帰って来たといってとても喜んでくれる。とはいっても、僕の読み終わった本をもらえたりするからなんだけど。

ときどき、ストーリーやキャラクタについての感想を交換したりする。妹や弟とはふだんできない会話なためか、そうした意見交換がとても楽しそうだ。
もう12歳だからね。来年の春からは中学生のお姉さんだ。漫画やゲーム、テレビ番組の話し以外にも、ちょっとばかし違った質の会話もしたくなるよな。

「うちに持って帰っていいか」と尋ねてくるので、「部屋にある本はどれでも持って帰って読んでいいよ」と言っておいた。
でも、実家においてあった本は全て読んでしまったとのこと。それを繰り返し読むのがまた楽しいのだそうだ。

人を刺したの、殺したの、バラバラにしたのといった内容の本を小学校のころから読むのは、ちょっとどうなのかと思ったりもした。
けれど、よく考えてみると僕自身も12,13歳のころにはエラリー・クイーンの「エジプト十字架の謎」を読んでいた。この作品も出てくる遺体の様子はなかなか凄惨だ。しかも連続殺人。

だからといって、僕は連続殺人犯には成っていないぞ。

このブログでこれまでもいくどかふれた話題だけれど、少年犯罪に際して、やたらと彼らや彼女たちが読んでいた本や漫画などが指摘されることがある。あれは全く無意味だと僕は感じている。あのやり方はやめて欲しいとその類の報道を見るときにはいつも思う。
あるいは僕が知らないだけで報道としての何かしらの意味があるのかもしれない。その意味をご存じの方がいたらぜひ教えて欲しい。

話題がそれてしまった…

姪っ子よ、好きなだけ読むがいい。
来年は中学生。図書館も今よりもっと大きくなる。君の行動範囲もさらに広がる。そして、君がまだ出会ったことがない新しい世界に出会うこともどんどん多くなる。
まだ読んだことがない本にであってそれを楽しみ、人生の潤いを増すような青春時代を送って欲しいと君の叔父は遠くの空から願っている。

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