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異なる観点も重要

昨日、「重要視するもの」というタイトルの記事を書きましたが、あらためて読み返してみると自分を客観的に眺める態度にはふれていませんでした。

人として価値観や考え方が異なっているのは当たり前。けれど、自分にはどうしてもゆずれないという部分は、どんなところなのか。それを考えると、続けていく意味がある人間関係なのか、あまり続ける意味が無い関係なのか、多少は見えてくる場合があるかもしれません。

という書き方をしましたが、それだけではなく、自分が重要視していること自体を一度疑ってみることも必要でしょう。

自分が大事だと感じていることを、大事ではないのではないかという観点でみてみる。
このような「解釈や枠組みを違った観点で捉えみる」とらえ方を、「ダブルループ学習」というのだとか。経営学の方面では著名な学者"クリス・アージリス"という方が提唱してきたらしいです。
アージリスの考え方では、ただ異なる観点で捉えようとしただけでは「学習」とは呼ばす、「実際に新たな解釈や枠組みを構築した」ときに「学習は成立した」というのだそうですが。
(経営学に詳しい皆さん、間違っていたらごめんなさい)

自分が大切に感じていることを一度疑ってみる。
そうすることで、動かなかった何かが動き出すこともあるかもしれません。

■参考情報
Chris Argyris (1923-) Double Loop Learning

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