キング・アーサー、見ました
イングランドの伝説「アーサー王と円卓の騎士」の映画と聞くと、「またか」と思う人もいるかもしれませんが、この映画はちょっと違います。
よくある、「"王となる者だけが手に取れるという剣"を岩から簡単に引き抜く青年」、」「魔法使いマーリンとの出会い」「聖剣エクスカリバーの入手」、「上下関係が無いことを象徴する円卓に集う騎士たち」、「グネビア姫との恋」、「一番の友人である騎士ランスロットとのグネビア姫をめぐる行き違い」などなどのお話を考えていると裏切られます。
そうしたお馴染みのアーサー王伝説の時代より、さらに1000年前がこの映画の時代。
いわゆる剣と魔法の世界ではぜんぜんありません。
昨今流行の派手なCGによる映像マジックもありません。
でも僕には、望まずしてかり出された戦場を生き抜いていこうとする男達の友情がぐっときました。
こういうパターンのお話は好きです。
映画が始まる前に説明のト書きがあったけど、アーサー王の伝説は、それよりも数百年前から伝わる数々の語を混ぜ合わせて後の人たちが作り上げた物語であることが証明されているというのは、どこまで本当なのかしら?
週刊誌の「ぴあ」に書かれていた記事にあったけれど、グネビアを演じているキーラ・ナイトレイという女優さんによると、この映画での時代背景と各キャラクタは、特にイギリス人なら常識的に知っていることなのだとか。
どなたかイギリス人のお知り合いがいたなら、この映画をいっしょに見てから感想を聞いてみてください。
| 固定リンク
« 都内でお仕事 | トップページ | 確かにそうだけど »
コメント