よかったね、岡本選手
テコンドーでシドニー五輪女子銅メダリストになった岡本依子(よりこ)選手のことが気になっていたのだけれど、アテネへの派遣手続きが始まったようだ。よかったね、岡本選手。
テコンドーの選手派遣について、日本オリンピック委員会(JOC)が続けていた主張はまとめれば次のようだった。
『国内にはテコンドーについて日本協会(会長・衛藤征士郎衆院議員)と日本連合(森喬伸会長)の2つの団体が存在している。「五輪憲章」によれば、これらの団体が統合して1団体になるか、自主的に解散しない限り、選手の派遣はできない』
しかし、JOCの調整連絡会議で、「分裂は、国内に競技団体が存在しないと解釈できる。五輪憲章の条項にある特別措置で個人派遣できる」との見解をまとめるにいたったとのこと。
では、なぜそういう見解になったかの経緯について、読売新聞の記事を読んでちょっと嫌な気分になった。
1日、竹田会長が渡航先のカナダで国際オリンピック委員会(IOC)のフェリ統括部長に見解を求めたところ、「JOCの承認する団体が存在しないなら、個人資格での派遣が可能」との認識を示されたことが、方針転換の決め手になった。JOCは理事懇談会を12日にも開き、派遣について事実上決定する。
[読売新聞社:2004年04月05日 15時27分]
なんだそうな。
もっと早くから国際オリンピック委員会に見解を尋ねてやれよ!
まったく、選手の気持ちをもっと考えて欲しいものだ。
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コメント
こんにちは、夏川です。
なにはともあれ良かったですね。
本選で奮起してもらいたいですN。
投稿: 夏川 | 2004.04.05 22:42