「はじめての結婚」
「はじめての結婚」(秋元康 柴門ふみ 角川文庫 )は、 マロンカフェ店主の部屋.というブログで紹介されていた本です。
こちらのオーナーさんの評に心ひかれて読みたくなったのに、手に入れたきりちゃんと読めないでいました。今回、めでたく読了。よかった。よかった。
自分の場合、どちらかというと柴門さんの考えに方にうなずくことが多かった。
秋元さんの指摘にもうなずける部分はあるけど、この人の文章では、他者や物事を決めつけているように取れる書き方が僕には目について、ちょっと感情的に反発したくなる部分の方が多い。
「○○な人は■■だ」「△△な場合は、**なものだ」といった言い切る記述が目立つように感じた。
(著作そのものよりも、そんなところに感情的に反応して、著作について語ってはいかんとだろうとは思うのですが…気になるものは気になる。)
特に、男性の場合は、一緒に映画を見ても、食事をしてもセックスをしないんだったら時間の無駄と思っているという趣旨のことを言い切っている部分には腹がたつ。
少なくとも、自分は今までそんなこと思ったことはないし、自分の友人にも、女性に対してそんな風に考えながら時間を過ごしているという奴はいない。
この人は、たぶん自分がそういう考えでいつも女性と接しているから、他人もそうだと思っているのではないかと勘ぐってしまった。
そうはいっても、秋元さんの文章のなかにも共感・納得できる部分があるのも本当です。いっしょにいると心が楽になれる人が現れたら、結婚すればよいという主張は、本当にそうだろうな思います。
いっしょになったら、死ぬまでいっしょですからね。死ぬまで、毎日疲れる人とはいたくないですよね。
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コメント
トラックバックを見て、早速やってきました。何となくアナタとワタシって立場としては似ていると思います。ワタシは「男のヒト」のヒトの考えを知ろうとする‥アナタは、「女のヒト」を知ろうとしてくれているように思います。数少ない経験しかないので(笑)、推測なんですけれど‥。
そうじゃないヒトもいっぱい居るよ!って言っていただけると、また安心もしたりして‥。
秋元さんが言っていたように、「一緒に居ると心が楽になる‥」(‥帰るところ‥)っていうのは、男のヒト独特の気持ちかななんて思ったりしました。 きっと少ないけれど、ワタシにもそういう包み込む優しさがあったらいいなぁと思っています。
投稿: マロン | 2004.03.09 20:55
マロンさん、来てくださってありがとね。
感想をまた書きますってコメント残していて、
そのままだったので、これでも気にしてたんで
すよ。
(マロンさんのブログは、ときどきのぞいてた
んですけどね。)
マロンさんもこれからも遊びにきてくださいね。
投稿: ミッ君 | 2004.03.10 21:08