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幸せは難しい

昨日(2月17日)の「ガイアの夜明け」で、女性をめぐる「結婚」や「離婚」の状況を取り上げていました。
厚生労働省統計情報部が発表している平成14年度の人口動態統計の年間推計によると、婚姻件数は57
万8000組で、平成13年度より4万5000組の減少と推定されています。単純計算では40秒に1組が結婚していることになるそうです。
(平成11年度~13年度までは、増加の傾向があったとのことですが、14年度では減っているというのは、やはり長引いている不況の影響もあるのかな?)

よく言われるように、仕事をしてそれなりに収入もあり、自分の生活スタイルができている女性にとっては、いまのスタイルを犠牲にするような結婚は問題外でしょう。男性だって同じです。
男女ともに、結婚をしないと考えている人もいれば、結婚はしたいがしたいと思うほどの相手がいないという人がいるでしょうね。

で、離婚については、件数も率も過去最高になっているそうです。14年度は29万2000件と昨年よりも6000件増加らしいです。13年度では2分に1件の離婚という計算だったらしいですが、「ガイアの夜明け」でも指摘してましたが、14年度の推計にもとづくと1分48秒に1件だそうです。

番組中に出てきたコンサルタントの方が言っていましたが、「お金のことだけを考えたら、離婚をするのは損」だそうです。ですから、「よくよく考えてなさってください」とのこと。
夫の浮気の場合、慰謝料の上は500万円が相場だとか。(妻の浮気についての金額は番組ではふれてませんでした)
それに養育費の約束をしても、それをきちっと払い終える男性は数パーセントだそうです。女性側がまだ小さなお子さんを引き取っていたら、よほど金銭的に余裕がないと子育てと生きていくことの両方が大変です。もちろん、離婚してお子さんを引き取ったら男性だって大変でしょうが。
不況が続けば、給与も増えないでしょうから、払いたくても払えないという状態に陥っている男性もいるでしょうし。

離婚はいけないことだと考えている人は今時あまりいないと思います。
男性の暴力とか、浮気性、ギャンブルやその他金銭的なトラブルなどなど。別れた方がまだ幸せだという状況はいくらでもあります。男性から女性を見限った方がよいという状況もあります。

でも、いっしょにいたいと思って結婚したのだから、そのままいつまでもいっしょにいられた方がよりよいと思います。
男性にも女性にも、互いに初めて微笑み合った日のことを忘れないでいて欲しいです。

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コメント

単純に件数で計算して減ってる増えてるといってる番組だったみたいだけど、そもそもこの少子化のなかで、結婚適齢期というのもへんだけど、結婚するピーク年代の独身者の数と比較して、割合としては増えてるのでしょうか減ってるのでしょうか。離婚のほうもそう、団塊の世代といわれる人々がちょうど離婚ピーク年代といわれるの定年時期を迎えてるのでは?
そういう母数は?という視点でまず見ないと、ミスリードしそう。(^^)
結婚自体、人生最大のギャンブルかもしれないですからね。お金と時間だけ考えちゃうと結婚(維持)するのもかなりの損を生む気がする。
日々刻々状況も気持ちも変化する。できれば、つらいなあと思う気持ちを上回る楽しさがいつまでもいっしょにいたいなあと思えることが夫婦の生活の中でいっぱい得られますように。。

投稿: くっきも | 2004.02.21 10:34

そうそう、お金や時間といった数値ではかれるものだけで考えたら男女問わず決してメリットがあるとは言えない現代。
数値ではかれないところに意義を見出すためには心の余裕(寂しさを感じるのも心に余裕のある時だと思うので)や愛情といったものが必要なんだけれど、そういったものをつむぎだすのもこれまた相手との関係なんですよね。
「この人と幸せでいよう」という気持ちを忘れたくないな、と思います。
喧嘩して、気晴らしに一人で何か楽しいことをした時に、自分ひとりで楽しむより、やっぱりこの人と一緒に笑いあった方が楽しいなぁ、と思う限りは夫婦は安泰なのかも。

投稿: くわとろ | 2004.02.22 23:56

くっきもさん、くわとろさん、そうですよね。
いつでも、いつまでも一緒にいたいっていう
気持ちが大切なんだと僕も思います。

投稿: ミッ君 | 2004.02.27 20:03

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