皇后の誕生日も国民の休日に
以前から、「天皇誕生日」は国民の休日なのに、皇后の誕生日がそうならないのは、女性差別ではないかと感じていました。そんな僕にとってちょっと興味深い新聞記事に出会いました。
日本経済新聞で連載されている「私の履歴書」という記事を好きでよく読んでいます。2003年12月4日は、映画監督の今村昌平さんが担当していました。
4日のその記事によると、今村さんは、昭和8年(1933年)に東京女子高等師範(現お茶の水女子大学)の付属に入学されたそうで、この学校は皇后とゆかりが深いので、皇后の誕生日(3月6日:当時は地久節といったそうです)を休んでいたのだとか。
皇后の誕生日を休日にする文化があったんだなと興味深く感じました。
ちょっと祝日について調べてみました。
戦前の祝日としての「節」というのは、「紀元節」「天長節」「明治節」あと「四方拝(しほうはい)」の四つがあったそうで、まとめて「四大節(しだいせつ)」といったのだそうです。
1月1日が「四方拝」の日で、天皇が元旦の早朝、天地・四方を拝してこの年の天災を祓い、五穀豊穣と宝祚長久・天下泰平を祈願する朝儀を行ったことが、この名の由来のようだという説明をみつけました。
(出典:http://www.warbirds.jp/ansq/7/G2000308.html)
ついでに、見つけたのですが、3月6日は「世界一周記念日」なのだそうです。
1967年の3月6日、日本航空の世界一周西回り路線が営業を開始したそうです。それまで日本の航空会社は、日米航空協定によって世界一周路線を持てなかったそうで、「世界一周記念日」は、そのことを記念しているんだそうな。(出典:http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~taka-jc/kawara/kinenbi/kinenbi2.htm)
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