アウシュヴィッツ博物館( Auschwitz Memorial )による声明

ロシアによるウクライナ侵攻に対して、アウシュヴィッツ博物館( Auschwitz Memorial )が、2月24日に出した抗議文。

The Auschwitz Memorial statement on the situation in Ukraine.

ナチス・ドイツによるホロコーストに照らして、ロシアの侵攻を、「いままた帝国主義の誇大妄想によって罪のない人々の命が奪われている」と抗議している。

そして、1930年代にユダヤ人が弾圧されていることを知っていながら、世界中が国外に逃れようとしたユダヤ人を受け入れず、救いの手を差し伸べることに消極的だったことも踏まえ、そのことから学んだことを示すべきだと指摘している。

■翻訳サービス DeepL による和訳
今朝、ロシアがウクライナを攻撃した。この野蛮な行為は歴史によって裁かれ、その加害者は、国際司法裁判所によって裁かれることが望まれる。

アウシュビッツ・ビルケナウ記念館に立つ私たちは、再び、狂気の疑似帝国的誇大妄想のために無実の人々が純粋に殺されている間、沈黙を守ることは不可能である。

私たちは、自由で独立した主権国家であるウクライナの市民と住民、そしてこの戦争に反対する勇気を持つすべてのロシア人と、絶対的な連帯を表明します。

この瞬間、自由で民主的な世界は、1930年代の受動性から教訓を得たかどうかを示さなければならない。今日、無関心のいかなる症状も、加担の兆候であることは明らかである。

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2026年初ウグイス

今日(3月11日)、ウグイスが鳴くのを聞いた。昨年の初ウグイスは3月13日だった。

うちのあたりは今日は雪が降ってもおかしくないと感じるほど寒いせいか、まだまだおぼつかない鳴き声ではあったけれど、間違いなくウグイスの声。

昨年は、岩手・大船渡市での大規模な山火事にふれて「人も鳥獣も住処を失った」と書いていた。

今年は、アメリカとイスラエルがイランに戦争を仕掛けている。
「人も鳥獣も住処を失う」事態は形と場所を変えて今年も起こっている。

日本でのウグイスの鳴き声ではあるけれど、暖かい日々の訪れが彼の地にもあってほしいと願うよ。

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2026年の初ツバメ

今日(3月6日)、今年の初ツバメを見た。
昨年、ツバメを見たのは4月8日だった。

今年は早いなあ。
まだ冬が明け切っていない時期にしては、それだけ暖かいのだろう。

昨年は、「戦争が続いているところ、大火事に遭ったところ。国の内外を問わず大変な思いをしている人たちがいる。」と書いた。

今年は米・イスラエルがイランに戦争を仕掛けている。
自分は、"あれ" は「戦争だ」と思っているので戦争と呼ぶ。

「アメリカ、よくやってくれた!」と喜んでいる人もいるのは知っている。
それはそれとして、自分はどこの国であっても他国への攻撃はやってほしくない。

だって、血が流れるじゃないか。

この星のどこででも、誰かによって誰かが血を流す目に遭うことが無くなりますように。

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日本のテルミンの未来が危ない。

知る人ぞ知る「テルミン」。
ロシアの物理学者 レフ・セルゲーエヴィチ・テルミン博士が1920年に発明した世界初の電子楽器。

それがテルミン。

ちょっとした縁で、さまざまなテルミンを所有している方にそれらを見せてもらえることになった。その数 30 種類以上。

見せてもらえただけではない。

シンセサイザーでお馴染みのモーグ社が、電子楽器「テルミン」生誕100周年を記念して2020年に発売したモデル「CLARAVOX(クララボックス)」を弾かせてももらえた。

いやあ、実に嬉しかったよ。

実は日本は世界で一番テルミン奏者が多い国だそうで、勢い、テルミンを集めている人たちも多くいるとのこと。

そんな人たち同士で今話題になっていることが2つあると聞いた。
一つは「テルミンが壊れたときの修理」、もう一つは「自身に何かあったときに集めたテルミンはどうなるか」というもの。

テルミンの修理

テルミンという楽器はとても繊細なため、単に電子楽器や電子回路についての知識があるだけでは直せないのだそう。
(テルミンは筐体に塗られている塗料の原材料によっても音が変わってしまうことがあるという。)

テルミンのことがわかっていて電子回路もわかっている人でないと調整できないとのこと。
その「わかっている人」が日本からいなくなってきているらしい。

テルミンを製造・販売していたメーカーの一つに、シンセサイザーでお馴染みのモーグ社がある。
かつては日本の代理店をモリダイラ楽器がしており、モーグ社が発売していたテルミンのサポート業務も請け負っていた。それが2013年に代理店業務をやめてしまったとのこと。

その後、同年にコルグ社がモーグの日本代理店を務めることになったのだけれど、コルグ社が言うに、同じモーグ社のテルミンであっても「モリダイラ楽器が販売していたものについてはサポートは行わない」のだそう。

当然、代理店業務をやめてしまったモリダイラ楽器も、自社から販売したテルミンではあってももう代理店ではないのでサポートはしてくれない。

つまり、「モリダイラ楽器から購入したモーグのテルミンは、何かあってもどこにも何もしてもらえない状態」になったのだという。
(ビジネスとしては間違えてないのかもしれないが、心情としてはひどい話だ。)

2013年以降からしばらくは、モリダイラ楽器でテルミンを開発・製造していた元社員の方が個人的に請け負ってくれていたのだそうだが、その方も年齢を経て身体の問題も出てきて修理が難しくなってきたという。

その方に何かあったら、信頼してテルミンを任せられる人は日本からいなくなるらしい。

今、日本国内でテルミンを直したい人は、時間がかかってもよいからその方に頼むか、それができる他の人をどうにかして国内で探すか、海外にはまだテルミンを直せる人がいるらしいのでその方と連絡を取って日本に来てもらって直してもらうという状態だという。

「直せる人がいなくなる」だけではない。部品の供給も深刻な状態らしい。
国内で現存する最古のテルミンには、すでに製造中止になっている真空管(RCA 社の真空管 UX120, UX171A)が使われていてそれが手に入らなくなってきている。

今のままでは最悪の場合は、国内にあるテルミンはどれも音が出ないままになる可能性があるというわけ。
世界で一番テルミン奏者が多い国としては由々しき事態だ。
(実際に、世界の美術館や博物館に展示されているテルミンの中には、展示されているだけで音がもう鳴らないものもあるという。)

所有するテルミンの行末

2つ目の「自身に何かあったときに集めたテルミンはどうなるか」問題。

これはテルミンに限らずなんらかのコレクションをお持ちの方なら誰でも抱える問題であろう。
それがなんであれ、興味関心がない人にとっては、残されたコレクションはただのゴミでしかないから。

今年の5月、1920年から1970年にかけてのアメリカのギター製作の黄金時代に作られた500本以上の最高級ギターの寄贈をコレクターから受けたとメトロポリタン美術館が発表していた。
https://www.metmuseum.org/ja/press-releases/guitar-gift

そのことを伝えて、「そういうこともあるので、メトロポリタン美術館に話をもっていったら歴史的に貴重なテルミンだとわかれば受け取ってくれるかもしれませんよ」と話しておいた。

さて、今後日本におけるテルミンの未来はどうなるか。心配である。

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このエスカレーターは2列利用専用です。

某電鉄の某駅のエスカレーターを使う人たちを見ていてふと思った。
「このエスカレーターは2列利用専用です」という表示と音声案内にするのはどうだろ? と。

そのエスカレーター横の壁には「2列で立ち止まって利用してほしい」旨の表示があり、音声でも「歩かずに2列で利用してほしい」旨の案内が流れている。

それでも、エスカレーターを利用する皆さんは、左側に寄って1列になって右側を空けて乗っていく。そして空いている右側を歩いて登る、あるいは降りる人がいる。

まったく人間とは難しいものである。

「歩かずに2列で利用してほしい」とお願いしても、そも2列になってくれない。そして、「歩かないでくれ」とお願いしてもそれを聞き入れてくれない。

左側で立ち止まる人たちには、知らない人の隣に立ちたくないという気持ちがあるのかもしれない。もしくは、右側を歩いて進みたがる人の機嫌を損ねたら嫌な目に遭うかもしれないからという自己防衛の気持ちがあるのかもしれない。

右側を歩いて進む人たちは、特段にお願いを無視するつもりではなく、「先に乗っている人たちが左側に寄っていて、右が空いているのだから歩いたっていいよね」という意識で歩いている人もいるだろう。

そこでだ。

あの表示と音声案内の内容を、「このエスカレーターは2列利用専用です」とすれば、けっこうな数の人たちがそもそも2列で乗ってくれるようになるのではないか? と思ったというわけ。

「このエスカレーターは2列利用専用です」と書いてあるし、音声でも言っていたら、「知らない人の隣に立ちたくない」という人も、「2列専用」だといわれたら渋々でも従う人が出てくると思うのですよ。

そして「専用」という言葉のおかげで権威付けができるので、「ここは2列専用だから立ち止まっていていいんだ」というちょっとした安心感も生まれて、自己防衛として左側で1列になっている人のなかにも2列で乗る人も出てくると思うんだよね。

そしてそして、2列で乗っている人がまばらでもいれば、たとえ少しは歩いて進んでくる人でも、立ち止まって乗っている人の後ろにきたら多少不服でも同じように立ち止まると思うんだよね。

だって「このエスカレーターは2列利用専用です」と書いてあるし、音声でも言っているから。

その状況で「右側を空けろ!」とは主張しづらいだろうし、いかにも「立ち止まらないで進めよ」的に足音を立てて圧をかけてくるようなこともしづらいでしょ?
(「女性専用車両」という表示と案内をイメージしていただけるとわかると思う。)

最初から「2列専用」だってしておけば、結果、「2列で立ち止まって利用するエスカレーター」になっていくのでないでしょうかね。

「このエスカレーターは2列利用専用です」という表示と案内。どう?
どこかの電鉄会社で採用してみてくれないかなあ。

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映画『レッド・ツェッペリン:ビカミング』を観てきた。

なんか大変なことになっているようで、公開初日の9月26日(金)から28(日)での週末観客動員と興行収入ランキングで共に洋画第1位を記録したのだとか。
公開から7日間での興行収入も1億突破が確実で、これは洋楽ドキュメンタリーとしては異例のことだという。

自分のことのように嬉しい。

なかなかいいドキュメンタリーだと私は思ったよ。
明りがついたときに小さく拍手した。

入りのほうは男女合わせて20人ぐらいだったか。
地方の田舎町のこと、エンタメ作品ではなく「ファン限定」と言ってよいドキュメンタリーで、そのぐらいならけっこう入ってるほうと言っていいのではないか。

観客の中に数人ほど「'71年と‘72年の来日を見ておられますよね?」とお声かけしたくなるお年の方たちがおられた。私の心の中では「ご覧になっている」ことになっていて「大先輩方」とお呼びした。

一人だけ、30代前半かな? と思う男性がいたな。
彼がレッド・ツェッペリンに興味をもったのがいつであっても、そのときにはもうバンドはこの世に存在していない。
(レッド・ツェッペリンの解散は1980年。)

「お若の。いい趣味してるじゃないか」って、こちらも心のなかでサムズアップを送っておいた。

それはそうと、時間帯がその日の一番最後の遅い時間に一度しかやっていなくて、しかも「プレミアシート」なるものでしかなくて、加えてシニア割がない。
(大都会では違ったりするのか?)

思ったよりも高くついてしまったぞ。どうしてくれるんだ? 「まあ皆さん聞いてください。責任者、出てこい!」という気分だよ。
(世代限定のネタを使ってしまった。わからない人がいても質問してこないように。ネタを説明しないといけないことほどつまらないことはないから。)

自分としては普通の席でよかったんだよ。帰ってきてお風呂から出てきたら11時をまわっていて眠いし。

妻が言うに「お金と時間に余裕がある "あのころの僕たち・私たち" が観にくるから、それでいいんじゃない?」ということらしい。

「お金に余裕がある」という点には私は該当すると思えないが、"あのころの僕たち・私たち" の部分はその通りかもしれないと思った。

確かに、鬼滅のように「若い人たち」が押し寄せるような映画ではないしね。
ツェッペリンのもう一本のドキュメンタリー映画『狂熱のライブ』(1976)の時代ならまだしも。

そういえば、「観にくるのは大半がシニア層だから、シニア割を導入すると利益が出ない」と指摘する人がいて、悔しいけれど納得してしまった。

ところで、観に行ったらくれた "うちわ" と呼んでいいのか? のこのグッズ。
これ、もらって嬉しい人はどれくらいいるんだ?

個人的には「アイドルの応援グッズじゃないんだからさあ。これを振りながら観ろとでもいいたいのか? いいのか、こんなんで?」という印象なのだけれど。
(グッズ集めが好きな人はいるから、これはこれでハッピーなんだろうな。)

妻いわく「メルカリで売ったら買う人がいるんじゃない?」。
それはそれでどうなんだ? グッズ自体には興味はない。だからといって、好きなバンドのグッズを金に換えるのはさすがに割り切りすぎな気がするから私は売らない。

あと、「三部作らしい」という噂をネットで見たのだけれど、どこまでほんとなんだろ?
ほんとだったら嬉しいが、とりあえずは「噂は噂に過ぎない」と思っておこう。

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«生成AI開発企業に “やり逃げ” させてはならない。