アウシュヴィッツ博物館( Auschwitz Memorial )による声明

ロシアによるウクライナ侵攻に対して、アウシュヴィッツ博物館( Auschwitz Memorial )が、2月24日に出した抗議文。

The Auschwitz Memorial statement on the situation in Ukraine.

ナチス・ドイツによるホロコーストに照らして、ロシアの侵攻を、「いままた帝国主義の誇大妄想によって罪のない人々の命が奪われている」と抗議している。

そして、1930年代にユダヤ人が弾圧されていることを知っていながら、世界中が国外に逃れようとしたユダヤ人を受け入れず、救いの手を差し伸べることに消極的だったことも踏まえ、そのことから学んだことを示すべきだと指摘している。

■翻訳サービス DeepL による和訳
今朝、ロシアがウクライナを攻撃した。この野蛮な行為は歴史によって裁かれ、その加害者は、国際司法裁判所によって裁かれることが望まれる。

アウシュビッツ・ビルケナウ記念館に立つ私たちは、再び、狂気の疑似帝国的誇大妄想のために無実の人々が純粋に殺されている間、沈黙を守ることは不可能である。

私たちは、自由で独立した主権国家であるウクライナの市民と住民、そしてこの戦争に反対する勇気を持つすべてのロシア人と、絶対的な連帯を表明します。

この瞬間、自由で民主的な世界は、1930年代の受動性から教訓を得たかどうかを示さなければならない。今日、無関心のいかなる症状も、加担の兆候であることは明らかである。

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2025年の初ツバメ

昨日(4月8日)、今年の初ツバメを見た。
昨年、ツバメを見たのは4月1日だった。

妻によると、ちょっと前からもう飛んでいたのだとか。
4月に入ってこのあたりは雨が続いていたので、自分はあまり外出していなかったなあと思い当たった。

昨年もふれたが、3月にはもうこのあたりに飛来していたのだろう。

戦争が続いているところ、大火事に遭ったところ。
国の内外を問わず大変な思いをしている人たちがいる。

海外での扱いは知らないが、ツバメは縁起の良さの象徴。
この星のどこにでも、誰にでも少しでも多く良いことが起こりますように。

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2025年初ウグイス

今日、ウグイスが鳴くのを聞いた。昨年の初ウグイスは3月10日だった。


「もうそろそろ」とは思っていたけれど、寒い日が続いていたのでなかなか聞こえてこなかった。

今日は起きたときから暖かかったから「今日あたりかな?」と思っていたらやっぱり。
まだまだきれいな鳴き声ではなかったけれど、間違いなくウグイスの声だった。

岩手・大船渡市での大規模な山火事もようやく治った。
でも「燃えなくなった」というだけ。

人も鳥獣も住処を失った。

被害に遭ったみなさんの心に、せめて暖かい季節の訪れとしてウグイスの声が響いてほしい。

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長らくお世話になりました。

お仕事でごいっしょさせていただいた皆さんへ。

来週から有休消化に入ります。

このブログは残しておきますが、そのうち書いてあることも古くて通用しなくなっていきますからご注意を。

バージョンに関係なく基本的な考え方に関する部分でしたら次の投稿を見ていただければいいかと思います。

新しい方たちへ

たまに「生きてます」報告でなんか書こうと思っています。

長らくお世話になりました。

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Excel の表全体でどこかにある「重複する値」を除外した一覧を作る。

この記事は自分用の覚書です。

■MacBook Pro macOS Ventura
バージョン 13.6.4

■Microsoft 365 Apps for businessサブスクリプション
(旧称 Office 365 Business)
Excel for Mac バージョン 16.84 (24041420)

H.N さん

表全体でどこかにある「重複する値」を除外した一覧の作成です。

使う関数は次の2つ。

・UNIQUE関数:重複しないデータを作成する
・TOCOL関数:「複数行×複数列のセル範囲や配列」を1列に変換する

UNIQUE関数が使えるのは Excel2021 以降で、TOCOL関数はいまのところ Microsoft 365サブスクライバーだけが使える関数です。

2つの関数については、親切な人たちがわかりやすい解説をいくらでも公開してくれています。
私があれこれふれるよりもそうした解説を参照してください。

なお、「重複がない状態」には2種類あります。
どちらもUNIQUE関数で作れます。
1. 元データとなるすべての値を一つずつにした一覧
(ABCADBE → ABCDE)
2. 元データにおいてそもそも重複していない値の一覧
(ABCADBE → CDE)

このような表ですね。

01tyouhuku_wo_nakusu

表内に重複している値があります。

02tyouhuku_wo_nakusu

で、こうします。
「元データとなるすべての値を一つずつにした一覧」でも「元データにおいてそもそも重複していない値の一覧」でも簡単に作れます。

03tyouhuku_wo_nakusu

■「スピル」の理解は必須です。

ここで出てきている関数では「スピル」という機能が使われていて、引数に付いている「#」は「スピル範囲演算子」というものです。
セルのアドレスにスピル範囲演算子を付けておくと、スピルするセル範囲に増減があっても、数式を書き換えることなく自動的に関数の結果が変わります。

特にエクセルを仕事で使っているなら「スピル」の理解は必須です。
「スピル」と「スピル範囲演算子」についても詳しくはご自身で調べてください。

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Excel で、セル結合を解除して一覧を作る。

この記事は自分用の覚書です。

■MacBook Pro macOS Ventura
バージョン 13.6.4

■Microsoft 365 Apps for businessサブスクリプション
(旧称 Office 365 Business)
Excel for Mac バージョン 16.83 (24031120)

H.K さん。

なんと呼んでよいかわかりませんが、次のような作業のことですよね。

00_20240404114301

■考え方

A列のセルは、3行分のセル(次図A2からA4、A5からA7、A8からA10)ごとにセル結合しているので、「"セル3つ分の面積" のなかに文字列が入っている」ように見えます。

ですが、それはあくまで「そう見えるという "見かけ"」の話です。
エクセルとしては、「セル結合した3つのセルの一番上のセルに文字列が入っていて、あとの2つのセルは空欄」になっています。(次図D列)

01_20240404114401

そのことは、上図のG列のようにA列のセルを参照してみればわかります。

A2、A5、A8を参照している数式は文字列が返ってきています。
そのほかのすべての数式は 0 が返っています。A2、A5、A8以外は「空欄」だからです。

ということは、「セル結合した3つのセルの一番上のセルに文字列が入っている(一番上のセルが空欄ではない)」が成り立ったら、そのセルの値をそのまま表示してやればよいです。

さらに、空欄のセルについては、「セルが空欄である」が成り立ったら、1つ上の行のセルの値を表示してやればよいです。「一番上のセルが空欄ではない」が成り立ってその値が表示されているはずなので、その値が使えます。

02_20240404114401

■使っている数式について(相対参照についての理解が重要)

上記のことを数式で表すと、こうなります。
=IF(A2<>"",A2,D1)
(下図D列のセルに入っている数式です。)

ちょっと話が逸れますが、IF関数を使っている理由は、打たなければいけない引数を少なくしたかったからです。
IFS関数なら、こうなりますね。
=IFS(A2<>"",A2,A2="",D1)

03_20240404114501

このとき、重要なのは「相対参照とはどういう参照なのか」ということです。
なぜこの数式で上図D列の結果になるのかよくわからない場合、「仕事でエクセルを活用する」という観点からみて「相対参照」についての理解度が足らないといえます。

「相対参照」についての理解で大事なのは「位置関係」だといえます。
数式が入力されているセルから見て、数式内で使われているセルのアドレスがどういう位置関係にあたるかを意識できることが重要です。

たとえば、上図D2のセルに入れた数式、

=IF(A2<>"",A2,D1)

でいえば、数式が入っているセルD2と、引数に使っているA2の「位置関係」は「(D2から見て)"3つ左隣で同じ行のセル"」ということになります。

IF関数の第1引数なので、「(D2から見て)"3つ左隣で同じ行のセル" が空欄ではない」という論理式です。論理式が「真」ならば、「"3つ左隣で同じ行のセル"」 の値が返ってきます。

また、セルD1は、「(D2から見て)"同じ列で1つ上の行のセル"」ということになります。先の論理式が「偽」(空欄である)ならば、「"同じ列で1つ上の行のセル"」の値が返ります。

この数式を下に向かってコピーすれば、「(数式を入れているセルから見て、数式内で参照しているセルが)"3つ左隣で同じ行のセル" と "同じ列で1つ上の行のセル"」という「位置関係」はそのままに、A2とD1というセルのアドレスだけが変わっていきます。

その結果、「セル結合を解除して、そこに表示されていた文字列が一覧になる」状態を作ることができるわけです。

ここで「相対参照」についてよくわからなければ、私の説明の仕方が上手くないのが原因です。すみません。

とにかく、セルの参照の仕方「相対参照(絶対参照)」についての理解を深めておくことは、仕事でエクセルを使うためには必須です。
お互い励んでいきましょうね。

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